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竹久夢二《デザイン》 モダンガールの宝箱|かわいいをデザインした大正男子

竹久夢二《デザイン》 モダンガールの宝箱

見返り美人と称される夢二式美人画が有名な竹久夢二ですが、「デザイナー」としての彼の仕事を見つめたことがある人は多くないかもしれません。
竹久夢二のデザイン、その魅力について書籍で、読んでみるのはいかがでしょう。

竹久夢二《デザイン》 モダンガールの宝箱』を読んでみましたのでご紹介します。

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かわいいをデザインした男子、”竹久夢二”

大正の当時は「図案」と呼ばれたのが、今日のデザインを指すものだそう。
竹久夢二は、今より100年ちょっと昔、大正3年に、東京・日本橋にて「港屋絵草巻物店」というお店を開き、女性たちを彩る「美しいもの、可愛いもの、不思議なもの」をデザイン、販売したそうです。

「かわいい」という言葉や表現は、今どきな響きを感じますが、すでに100年も昔から、しかも男性である竹久夢二が具現化していたのですね。

時を隔てても、かわいさを感じるものたち

この書籍では、竹久夢二が「図案」として残したデザイン仕事の数々が掲載されています。

竹久夢二の企業デザイン

モダンガール、ハイカラ娘、この時代、瑞々しい乙女たちの感性を惹きつけた感性から生み出される、そのデザインは時代を超えて、今も魅力的。

  1. 雑誌の仕事
  2. 書籍装幀
  3. カット・イラストの仕事
  4. 暮らしのデザイン
  5. 絵葉書のデザイン
  6. 楽譜のデザイン
  7. 商業デザインへの挑戦

など、竹久夢二の”デザイナー”としての作品たちを眺めていると、かわいいものに対して人が持つ、変わらない羨望が時代を超えて垣間見れます。

同時に、早い時代から「かわいい」に着目した、竹久夢二の表現感性の鋭さに、関心を覚えてしまいます。

竹久夢二らしい表現も見て楽しい

図案の中にも、夢二式美人たちがさまざまに登場します。
ふくみのある、どこか目を惹く魅力的な女性の絵たちは、やはり竹久夢二のデザイン仕事の中でも活躍をしているようです。

また、書籍の中では、章の間などに、竹久夢二の人物像を垣間見れる読みやすいコラムも書かれており、それもまた興味深いです。

「夢二と猫」、「子供へのまなざし」、「夢二をめぐる女たち」など、面白く読めるものがありました。