自宅で熱燗。スーパーで買える値段でおすすめは「黄桜本醸造」&「ぬる燗」
冬、熱燗の美味しい季節です。
あたためた日本酒でホッと一息。
お家でつくって飲む熱燗って、マイペースにこだわれてとっても大好きです。
とはいえ自宅で飲むものですから、毎度毎度、豪勢に飲むわけにはいきませんね。
そんなわけで今回は、スーパーで買える範囲のお酒で、かつ、ちょっと贅沢な気分になれるをテーマに、私の好きな熱燗のやり方をご紹介します。
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おすすめは「黄桜本醸造」&「ぬる燗」
お酒は「黄桜 通の本醸造」がおすすめ
まず熱燗に使うお酒は、一般的には普通酒、純米酒がおすすめです。
吟醸酒、大吟醸酒は香りが飛んでしまうので、おすすめではありません(燗にするのはもったいない感覚ですね)。
とはいえ、お酒は個人の趣味ですから、肩肘張らずに吟醸酒も色々、試してみるのも楽しいと思っています。
自宅用のおすすめはこちら。
「黄桜 通の本醸造」です。
スーパーの棚に並んでいて、一合200円程度の値段。
ふらっと買えるお酒です。
なのに、パッケージで「通の〜」と言われてしまうと、どうもバツが悪い。でもおいしいです。
本醸造酒ではあるのですが、「吟醸の古酒をブレンドした本醸造酒」とのことで、薫りよく、やわらかな口当たりと甘みが気に入っています。
お燗の具合は「湯煎でぬる燗」
熱燗を自宅でつくるときは、
- 湯煎
- 電子レンジ
と2種類あります。
電子レンジだと急激に温度が上がるので、やはり湯煎の方がおすすめです。
お燗(かん)の具合も、実は何種類もあります。
ですが家でそんなにこだわるのも気疲れしますからね。私がよくやるお燗の具合は、大雑把に、この3つくらいでしょうか。
- 人肌燗
ほぼ常温ですが、ほんのり温かい、まさに人肌くらい - ぬる燗
40度くらいの飲むとフワッと温かいなと感じる程度 - 熱燗
50度以上。熱いと感じ、湯気がしっかり出ます
温度も毎回きっちり測って面白い人と、そんなの手間だという人といます。(私は後者です)
最近、好きなのは「ぬる燗」ですが、温度の測りかたと言っても温度計を使うわけでなく、手で徳利の具合をさわって判断します。
お燗のやりかた
さて、私が普段やるお燗の方法をやってみます。
ちなみに鍋を温めてから徳利を入れる作りかたは「おいしい燗酒の作り方 | 菊水酒造」にも載っていましたので参照ください。
徳利にお酒を9割くらいまで入れます。
温めているときにアルコールと一緒に香りが飛んでいくので、ラップでフタをしておくと良いです。
お水のときから鍋に徳利を入れる方法がありますが、温度の調整が難しいので、温めて火を止めた鍋に徳利を入れる方がやりやすいです。
2、3分もすれば、ラップに水滴がつき始めます。
徳利の首は持ちあげられて、底は触ると熱くなっている。これくらいで、だいたい「ぬる燗」になっています。
ちょっと温めすぎたかなくらい。
でもおいしい燗酒ができあがりました。
この方法だと、入れておく時間が短ければぬるく、長ければ熱くなるのでつくるのが簡単です。
電子レンジでつくるのもアリです
上で「電子レンジはダメ」のようなことを書いてしまいましたが、フォローすると、私は「電子レンジ」でも作ります。
アツアツを手っ取り早く飲みたいなんてときには、なんといっても便利ですからね。
飲みたいときに、やれ湯煎だ温度だって待つのは野暮ですし、電子レンジで楽につくった方が楽しめるときだってありますからね。
電子レンジを使うときは特に、ラップをかけて香りを飛ばさないように気をつけると良いですよ。
600Wで40〜50秒くらいから。
お好みでいろいろ試して、自分なりに好きな燗の具合を探ると良いでしょう。
おでん以外にも、熱燗のアテはたくさん
お酒をのむといったら、アテ、おつまみですね。
定番のおでんと熱燗みたいに、あたたかいものと一緒にのむイメージですが、熱燗は、もちろん色々なものと合わせてもおいしいです。
- あん肝
- 沖漬け
- なめろう
- 牛すじ煮込み
- 湯豆腐
- お鍋
- 煮物類
- 燻製チーズ
などなど・・・。
おつまみと、お酒の種類と、燗の具合と、組み合わせ次第でさまざまに楽しめる熱燗。
からだもあたたまりますし、冬のおすすめです。