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執筆しました小さな家づくり〜平屋でシンプルに暮らす〜

まめ太の保育園退園ものがたり

引っ越しに伴い、保育園まで遠くなってしまったので退園することになりました。

まめ太がはじめて通った保育園。
その登園最終日の様子を忘れないようにメモしておきたかったので、ここに残しておきますね。

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1年間通った保育園でのまめ太の様子

登園最終日の様子の前に、普段のまめ太の保育園の様子を。

1年前は保育園に送り届けると泣き、迎えに行くと泣いて走ってきていたけれど、すっかり慣れたまめ太。

通い出してしばらくして、Kくんというお友達がどうやら気に入ったまめ太は、猛アプローチをはじめました。

いつもKくんの後ろをついていき、座る席もKくんの横をキープ。

Kくんがほかの子とケンカをすれば、Kくんに覆いかぶさってKくんを守ろうとする紳士っぷり。
(Kくんには「まめ太重いー!」って嫌がられていたらしいけど笑)

そんなまめ太の思いも通じたのか、すっかりKくんもまめ太がお気に入りに。

散歩にいけば2人はいつもペアで手をつなぎ。
お昼寝のお布団も横に並べて寝ていたり。

Kくんがお休みの日は明らかに元気がない1日を過ごすまめ太だったり。

まめ太がキッズ体操を踊らないと、Kくんが「まめ太と一緒じゃないと踊らない」と誘ってくれて、まめ太も踊れるようになったり。

人見知りで引っ込み思案だったまめ太が朝の会でみんなを笑わせようとネタをしこむようになったりと、Kくんの影響か、保育園に通ってから積極的に参加できるようになっていました。

2歳にしてこんなにも仲良しの友だちができるとは正直思っていなかったので、退園の日が近づくにつれて、どんどん罪悪感が増してくる父と母。ごめんね、まめ太。

退園の当日

退園の数日前から、先生に聞いていた話では・・・

  • 新しい保育園に行くことはもう本人もわかっている
  • Kくんも「新しい保育園にいくー!」とパニックで大泣きする
  • まめ太はそんなKくんをみてうつむいてる

あぁ、もうこんな話を聞いたら胸が締め付けられる…。

で、いよいよ退園当日。
お迎えにいくと、先生が教室まで案内してくれました。(いつもは玄関でお迎え)

そして先生が「明日からまめ太は新しい保育園にいくから、みんなで頑張れ頑張れしよう」っていいました。

すると、Kくんも「まめ太、頑張れー!」って応援。
今日も先生からKくんが大泣きしたと聞いたけれど、しっかり応援してくれました。

まめ太はずっとうつむいたまま。
保育園では泣かないで我慢するといつも先生から聞いていたので、このときも我慢していたのかな?

その様子をみて母は溢れそうな涙を抑えるのに必死。

そしてみんなで玄関までお見送りしてくれました。
最後までKくんも「まめ太バイバイー!」と笑顔で送ってくれて。

園内の先生やほかのクラスの子たちもみんなで送り届けてくれました。

その様子をずっと静かにみていたまめ太。
最後の最後に、玄関の扉をしめるとき、ようやくポツリと喋りました。

「さみしいけど…大丈夫だよ」

そういって、自分で扉をしめていました。

小さな声だったので横にいたわたししか聞こえていなかったと思うけれど、まめ太の強さに触れた瞬間でした。

心配している先生に向けた言葉なのか、さみしがっているKくんに向けた言葉なのか、罪悪感を感じているわたしに言ってくれた言葉なのか、はたまた自分自身に言った言葉なのかはわかりませんが、泣くこともなく、この状況で「さみしいけど、大丈夫」といえてしまうなんて。
なんて強い子に成長したんだろう。

母はみんなが玄関で見送ってくれている様子をみただけで、涙ぐんでいたっていうのに。

もう玄関での一言を聞いたら、涙が止まらなくなりました。
このときほど、コロナウイルスでマスクをしていてよかったと思った日はないな。

きっとまめ太も泣きたいけれど我慢しているのかもと思って、気づかれないように運転席へ行きました。

そして帰宅後。
お父さんに退園での様子を話そうと思ったら、また涙が・・・。

お父さんも玄関でまめ太がいったセリフを聞いたら、泣けてきたようで涙をぬぐっていました。
どんだけ涙もろい親なんだ。

いまは新しい保育園に通っているまめ太。
「行くのイヤだー」と言うときもあるけれど、なんとか通えています。

早く慣れて、またKくんのように仲良しの友だちができるといいね。きっとまめ太なら大丈夫!

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