小さな暮らしをしたい。気になる「スモールハウス」をまとめてみました
大自然の中に小さな家を建てて暮らす。
いい響きですね!
そんな生き方に憧れます
ここ数年でウェブに取り上げられることが多くなってきた「スモールハウス」。
オシャレでミニマル。
生活に最低限の機能しか持たない代わりに、シンプルで無駄のない暮らし。
値段ももちろん、通常の家よりは抑えめ。
シンプルライフをしてみたいかたには魅力的です。
- ミニマルライフ
- 多拠点居住
- スモールハウス
- モバイルハウス
これから、こういう暮らし方を、たくさんの人が選択するようになるかもしれません。
今回は、私が最近気になっているスモールハウスをご紹介します。
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気になる!スモールハウスたち
無印良品の小屋
あの無印良品から販売されている、ミニマルなスモールハウス。
「無印良品の小屋」という明快な名前が無印らしいです。
広さ3坪弱(約9.1平米)、「気に入った場所でくらす」をコンセプトで謳う通り、小さな土地面積でも建てることができ、週末、都会の喧騒を離れて自然と共に過ごすにはうってつけの小屋です。
とても小さくシンプルなつくりの小屋ですが、最大で4名が楽しめるそう。
小屋とはいえ、非常にクオリティの高いデザイン。
そこはやはり無印良品の素晴らしさですね。
Inspiration
先ほどご紹介したYADOKARIが提唱するスモールハウス。
「250万円で家を買う」のコンセプト通り、キッチン、トイレ、シャワーなど生活に必要な機能は備えつつも、コンテナハウスのような小さくスタイリッシュな住宅となっています。
この住宅なら文字通りのシンプル・ミニマルライフが実現できそうです。
THE SKELETON HUT
YADOKARIとエンジョイワークスで共同開発した、スモールハウスです。
シンプルで頑強な躯体(スケルトン)の中に、自由につくれる内装を持っているため、何度でもスケルトンの状態へリセットできる可変性が大きな魅力です。
変化する自分や家族の状況に合わせて、小屋も変化させることができます。
サイズは2種類。1.5坪のSサイズと、7.5坪のLサイズから選べます。
Lサイズは食事・入浴・トイレ・睡眠といった、必要な住居としての機能を備えており、ミニマムな家として大人2人+子ども1人くらいまでなら住むことも可能です。
IMAGO(イマーゴ)
ログハウス(木の家)で知られるBESSが開発した、ログ小屋「IMAGO」。
「仲間といっしょに組み上げれば、楽しさも愛着もひとしお」を掲げ、友達同士で建てられるようにマニュアル付きです(工具のレンタルもあり)。
IMAGOは、2つのタイプがあります。
IMAGO-Rは、広い間口で外の魅力を存分に取り入れることができます。
自然とも調和し、ウッドデッキが似合います。
IMAGO-Aは、場所や周囲の価値を高め、場の魅力を引き出します。
第二の部屋として都市部の庭においても、違和感なく溶け込んでくれるデザインをしています。
どちらもサイズは約10㎡。6畳ほどのスペースです。
丸腰の家
名前からしてユニークな丸腰の家。
コンセプトもサイトも素晴らしくオシャレです。
一人に対して、狭くも感じず、広すぎもしないマイクロハウスの提案だそう。こんな家を持ってみたい!なんて思わず考えてしまう小さな家は、6畳(約3.3坪・10平米ちょっと)の床面積で、128万円(九州圏内価格)。
カスタマイズも可能だそうです。
エアロハウス
建築家 村井正さん主催のソーラーデザイン研究所が作り出した家、「エアロハウス」。
コンテナハウスのようにユニットをつなげることで、家の大きさ・広さを調整します。また、土台を高くもできる自由度の高いシンプルな構造。
レッカーなどを用いて移動する使い方まで想定している作り。
東北の震災の時はその機動力もあって、被災地で役立てられたそうです。
家は木造ですが頑丈で、傾斜地でも建てやすいらしく、寒冷地や別荘利用にも向いているのだとか。
ウッディーベアーミニハウス
アメリカンな木造の可愛らしい住宅。
女性とかこんな家持ってたら夢が広がるでしょうねぇ。
住宅というより、店舗や事務所として使うのには良さそうです。個人のお店なんか、こういのだったら雑誌にでも載れちゃいそうです。
ちなみにサイトを見ていたら、実際に小さな雑貨屋さんとして建てている事例もあるようです。
ヒロ建工 58ハウス
「大人の秘密基地」をテーマに、埼玉の入間市にある会社が作った小屋のパッケージだそうです。
こちらに案内のPDFがありました。
スタイルも遊び心があってオシャレだし、170万円という価格帯も大人には魅力。
母屋として生活するのは、さすがに想定できませんが、小さなセカンドハウスと考えるといいですよね。
casa cago(カーサカーゴ)
casa cagoの面白いところは、6畳を基本として、組み合わせられることです。
現在提案されているプランは5つ。
庭の一角に置く小屋サイズから、ウッドデッキ付きの平屋まで。
暮らしに合わせてサイズを選べるので柔軟性がありますよね。
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固定資産税がかからない..はウソ?
よく、スモールハウスの魅力のなかに「固定資産税がかからない」といったワードが紛れていますが、さすがにまゆつばもののようです。
参考スモールハウスは、固定資産税がかからないって本当ですか? – 教えて! 住まいの先生 – Yahoo!不動産
専門業者のかたに質問されているページもありますが、基本的には物置や小屋のようなサイズのものでも課税対象。行政の担当者が調査をおこない、対象となれば翌年から固定資産税が課税されるそうです。
「スモールハウス」について読んだ本
なんにしたって小さくとも住まい。
個人個人によって制約も、また使いかたの可能性もさまざまなところがスモールハウスの魅力ですね。
言葉どおり「ハコモノ」趣味にならないために、実生活とシンクロした夢を描けるよう、スモールハウスについての本を読みながら、私も日々、思いを巡らせています。
小さなマイホーム、建てました
2020年に待望の小さな家を手に入れた私たち。
約5年にわたって土地探しから設計、施工と準備し、実際に経験を積みあげながら得た「小さな家づくりノウハウ」を、読みやすくnoteにまとめました。
有料noteは一度、ご購入いただくと、家を建てたあとのことについて継続的に記事が追加投稿されて読むことができます。
小さめのお家づくりにご関心のあるかた、情報収集中のかた、よろしければご覧ください。