「タモさん切り」でパリッパリ歯ごたえ最高。おいしいきゅうり浅漬けのつくりかた
きゅうりの浅漬け。
おいしいですよね〜。
沖縄住まいのわたしは夏野菜のきゅうりが年間通して手に入りやすく、「きゅうりの浅漬け」をよく作ります。
浅漬けってすぐできますけど、それでも浸かるまでちょっと時間をおきますよね。
しかし裏ワザ。
きゅうりの切り方を変えると、揉むだけですぐ味が染み込み、しかもパリッパリの歯ごたえになるのです。
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「タモさん切り」で簡単。きゅうり浅漬けのつくりかた
作り方は普通の浅漬けと同じ。違うのはきゅうりの切り方です。
- きゅうりを適当に切り分け
- タテ半分に切り
- 細かーく切れ目を入れ
- 密封袋などで塩揉み
- 3分くらいおいたら完成
スライスするような薄さで、細かな切れ目をトントンと入れておくだけで、驚くほど小気味好い「パリパリさ」が出ます。
テレビ番組「タモリ倶楽部」で放送されていた(..たしか)
元情報を忘れてしまったのですが、たしか昔、テレビ番組、「タモリ倶楽部」のなかで放送されていたと思います。
そのときは「八百屋さんで飲もう」といったユニークなテーマで番組を進行していたのですが、そのなかで「きゅうり」を食べるシーンがあったんですね。
他のゲストのかたは、丸々、かじっていたのですがタモリさんだけは別。「もっとパリッパリなの食べさせてあげるよ」と包丁を持ち。
キュウリに細かーく切れ目を入れ、ちょっと味をつけて。
そうしてからゲストのかたに食べさせたところ、「うわ!パリッパリ!」って。
これが本当においしそうで、ずーっと頭に残っていました。
それであるとき、マネをしてみたところ、キュウリの浅漬けが本当にパリパリにおいしくできあがりました。
それから私はこの切り方を「タモさん切り」と名付け、今でも食卓で使っています。
タモさん切りを使うメリット
タモさん切りのメリットはいくつかあります。
- うす切りのパリパリが重なって心地よい歯ざわりになる
- ひとつひとつはうす切りなので、味が染み込みやすい
- 切れ目の間に油や味付けが絡まりやすい
要はうす切りの連続するものができあがるので、きゅうりだったらパリパリ感が増すんですね。カブや大根でも同様に歯ざわりが心地よくなります。
またうす切りになるので、味が染み込みやすく、味付けが絡みやすくなります。油ナスなど、他の野菜にも応用できますよ。
慣れれば楽しい、タモさん切り
細かな切れ目を入れるのは手間といえば手間ではあるのですが、慣れてくると楽しいですし、他の食材でも試してみたくなってきます。
よく考えられた切り方だなぁと思います。
キュウリの浅漬けは、ぜひ一度お試しあれ!ハマると毎回、タモさん切りで作っちゃいますよ。