ジップロックを使った「梅干し」の簡単な作り方
料理ベタな私でも、簡単に作ることができた「梅干しの作り方」をご紹介します。
壷のような大きな瓶を用意する必要もないので、梅さえあれば、自宅にあるもので手軽に作ることができますよ。
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梅干し作りに必要な材料(目安)
今回は、ジップロックを使って梅干しを作っていきます。
梅干し作りに必要な材料は、この5点。
- 梅 1kg
- 塩 150g
- 焼酎(ホワイトリカー・泡盛でもOK。アルコール35度が望ましい)
- ジップロック
- 干物ネット(またはザル)
調味料は、塩とお酒しか使わないので、なんともシンプル。
梅干しをお好みでしそ漬けにもできるようですが、今回は、初級・塩漬けの梅干しを作ります。
梅干しをジップロックで作る方法
梅干しを作る方法は、とても簡単です。
ザッと説明すると、「ジップロックに洗った梅と塩、少量の焼酎を入れて、しばらく放置。梅が柔らかくなってきたら、天日干しして、はいできあがり!」です。
詳しい梅干しの作り方は、以下になります。
01ヘタをとる
まずは、梅についているヘタを爪楊枝でとります。
爪楊枝がなくても、箸で代用できました。
ヘタをすくうようにして取ると、簡単にポロッととれます。
02梅を洗う
続いて、梅を水洗いします。そのときに、長時間、梅を水に漬けないように注意してください。
水洗いした後は、水気を切ります。
完全に乾かす必要はなく、表面が少し湿っているくらいのほうが塩が付きやすいそうです。
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03ジップロックを消毒
次に、ジップロックを殺菌するため、ビニールの内側に霧吹きでアルコール度数35度の焼酎を吹きかけます。
アルコールを吹きかけることで、梅と塩とをなじみやすくする効果もあるそうです。
我が家は焼酎がなかったので、泡盛で代用。霧吹きもなかったので、ただジップロックに泡盛を垂れ流し、振っただけですが大丈夫でした。
04塩を入れる
まずは、ジップロックに梅を入れます。
その後、塩を投入。
塩は、お好みの量を入れます。
塩分20%の梅干しを希望する場合、梅1kgに塩200g。
15%なら、梅1kgに塩150g。
我が家は量りがなかったので、計量スプーンでだいたいで塩の量を量りました。
05まぜる
ジップロックの封をしたら、振ったりして、梅と塩をよくなじませます。
その後、もう一度ジップロックを開き、今度は空気をよく抜きながら封をします。
これで梅の下準備は完了です。
06おもしを置く
次は、おもしを置いて、冷暗所で保存します。
冷暗所はありませんでしたが、部屋の隅っこでも大丈夫でした。
梅 1〜2kg → 梅と同じ重さのおもし
梅 2〜10kg → おもし2kg
梅酢(梅から出た液体)が上がってきたら、おもしを軽くします。
次の日には目で見てわかるくらい、梅酢がでてきます。おもしは4日目くらいに軽くしてみました。
07そのまま保存(おもしの調整)
梅が入ったジップロックは定期的に裏返したり、梅の位置を袋越しに変えます。私は、1日1回行っていました。
2〜3日経過すると、だんだんと梅のいい香りがしてきます。
梅酢が上がってきたら、おもしを軽くします。
08天日干しする
梅が黄色く柔らかくなった頃が、干し時です。
我が家の場合は、1週間漬けて、8日目に天日干しを開始しました。
天日干しは3〜4日間するので、連続して晴れる日を狙うようにしましょう。
全体的に、太陽がまんべんなく当たるように置きます。
ちなみに、以前、ドライキウイをベランダで干していたら、鳥にフンをされたので、今回は鳥対策で隣に洋服をつり下げてみました。どのくらい効果があったのかわかりませんが、今回はセーフ!
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09梅干しの出来上がり
4日間天日干して出来上がった梅干しがこちらです。
(若干干しすぎて皮がひからびちゃいました…沖縄の太陽強すぎる)
はぁー、おいしくて幸せ。
梅干し作りで注意すること
作り方自体は難しくない梅干し作りですが、3点気をつけておくと良いことがあります。
ジップロックの漏れに注意
私は100円で大量に入っている安いジップロックを使ったせいか、途中から梅酢が少量漏れていたので、しっかりとした(?)ジップロックを使うか、漏れても大丈夫なようにお皿に載せて置くなど、対策しておくと安心です。
カビに注意
特に湿度の高い沖縄では、梅を漬けている最中にカビてしまうこともあるのだとか。
心配な場合は、焼酎を追加で少量回し入れるといいそうです。
雨に注意
天気はなかなか読むことが難しいですが、なるべく雨が降る日にあたらないように、対策が必要です。
- 梅雨明けを狙う
- 夜や外出時は室内に入れる
梅雨明け1週間は晴れ間が続きやすく、絶好の梅干し日和のようですよ。
来年は1年分の梅干し作りにチャレンジしたい!
ということで、料理が苦手でも、さらには量りや爪楊枝、焼酎がなくても(料理以前の問題ですね笑)、梅干しを作ることができました!
毎日のように梅の状態をチェックしなければいけない手間はありますが、それさえ気にならないほど、我が子のように梅がかわいく感じるようになってくるので不思議です。
部屋には梅のいい香りが漂ってきたり、梅干しが大好物な私としては、梅干しを作っている期間はなんだか心温まる日々でした。
来年はもっと大量に、1年分の梅干し作りにチャレンジしてみたいです。
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