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執筆しました小さな家づくり〜平屋でシンプルに暮らす〜

木製テレビボードをDIY。杉板でつくるシンプルなデザイン

テレビボードDIY

マイホームのリビングにつかう、テレビボードをDIYしました!

インスタで「作りかたって紹介されてますか?」と、コメントいただくことが多いようなので記事にしておきます。

といっても、作りかたをやるほど難しいものじゃない……

基本的なつくりかたは以前、記事にしたのでこちらをどうぞ。

今回のも基本的な仕組みはかわりません。
昔つくったものをコの字型にして、幅を変えたただけです。

今回の記事は前回と比べて、追記的につくったときのポイントを書いておきます。

このテレビボード、長さや高さをアレンジすれば、お部屋にあわせてお好みのサイズでつくれますよー。

DIYのいいところですね♪

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杉足場板+ブライワックスでつくるテレビボード

完成品を先に。

テレッボード正面

正面から。コの字です。私がテレビに写ってしまいました。失礼

テレッボード横

横から。19センチ幅板を2つ並べて38センチにしてます。見た目がアンティークっぽいのはブライワックスによるもの(後述)

テレッボード上

上から見るとこんな感じ。ちなみに床も杉なので木目がいっしょ

こんなですね。

天板の板を脚板で支えているだけの、ほんとにシンプルなものです

作りの仕組み|金具で固定しているだけ

金具で固定

真ん中のステンレスの金具で脚板・天板同士を固定。左右のブロンズ金具で脚と天板をそれぞれ固定。下のI型の金具は脚板同士を固定していますが、これは念のためのもの

天板をきれいにみせたいという個人的なこだわりによって、金具を使用しています。

天板にネジを打ち込んだほうが簡単かつ低予算で作れます

木材の色に近いブロンズ色のネジをつかうと、ネジの見た目が木材に馴染みますから、正直、作ったあとに、ネジでもよかったなと思いました……。

板同士をつなぐ金具とともに、コの字を固定する補強用の金具も裏側にとりつけしてます。

L金具

T金具

補強はネジで打つ場合もいれておいたぼうが頑丈になって良いです。

金具はすべてホームセンターにふつうに売っています

設計図

テレビボード設計図

正面から見た図。天板を脚板で支えるシンプルなもの。わが家では収納する荷物もいっしょに検討しています(プロジェクターでテレビが観たい……)

ブルーレイレコーダー置き場をつくっています。
いらない場合はつけなくても問題ありません。

テレビボード設計図

横から見た図。板を2枚ならべて金具で固定するだけ。真ん中にはいっている横線はブルーレイレコーダーをいれるための棚板

正面と横だけつくりました。
これはイラレでつくっていますが、今回くらいのは手書きで十分つくれます。

テレビボードのサイズは……。

  • 幅 1820mm (内寸約560mm 3箇所)
  • 高さ 320mm (内寸280mm)
  • 奥行 380mm

“約”560mmというのは、左と右部分を560mmできっちり測って、まんなかだけ成り行きの長さとしたからです

だからまんなかは正確な長さを測ると、580mm弱になっているはずです。
とりあえず無印の収納ケースが入ればよしとした。

ピッチ(脚の間隔)は600mm以内がおすすめ
テレビボードって基本的にそこまで重いものを載せないので、あんまりピッチ(脚の間隔幅)を意識しなくてもいいのですが、子どもがのる可能性がある場合は別。
今回の木材でつくる場合は750mmくらいを最大とし、600mm以内くらいにしておいた方が無難です。子どもは飛び跳ねたりするので。
ちなみにうちのボードは板厚30mmでピッチ560mm。これくらいだと大人が立っても耐えられます。
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材料

※DIY工具類は、ある程度、持っている前提で書いています。ただ、私はいつも木材カットをホームセンターでお願いしてしまうので、今回使ったのはインパクトドライバー・ドリルくらいです。

木材

  • 天板・・・2枚
    4000mmの足場プレーナー板を1820mm2枚にカット
  • 脚板
    4000mmの足場プレーナー板を280mm8枚にカット
  • 棚板
    600mm x 450mm x 9mmのベニヤ合板を560mm x 370mmにカット

ポイント:足場板 = 建築現場などで足場に使われる板

足場板という名前は建築現場などでつかわれることからきています。よく外壁とかの塗装工事で、なんか骨組み組んで足場をつくって作業しているのを見ると思います。あの「足場」の板です。4mが2000〜3000円くらいで売っていて、DIYではいろいろなものに使えるので知っていると便利です。

ポイント:プレーナー材 = 機械でヤスリがけされた木材

プレーナー材はプレーナーという機械で表面をヤスリがけした木材です。すでに加工がほどこされているので、あらためてしっかりヤスリがけする手間がなくなり、作業が楽になります。ただ、機械仕上げですので、そこまでなめらかにはなっていません。気になる部分は手作業で紙ヤスリをかけて、塗装前に磨いておくといいでしょう。

金具

  • L字プレート金具①・・・12個
    (天板と脚を固定)
  • L字プレート金具②・・・6個
    (天板同士、棚板同士を固定)
  • Iプレート金具・・・4個
    (脚同士を固定)
  • T型金具・・・2個
    (棚の裏側で天板と脚を固定)
  • L型金具・・・2個
    (棚の裏側で天板と脚を固定)
ネジ・・・金具の穴の数だけ必要
必要なネジ穴の口径は金具に買いてあります

すみません、ネジのサイズを記録しておくのを忘れてしまって……。

本数としては大・小あわせて100〜140本くらいだったと思います。

そのほか(工具など)

  • ブライワックス(塗装ワックス)
  • ウエス(ワックスを塗るボロ布)
  • ブラシ(ブライワックスを塗ったあとに磨くもの)
  • ブルーシート(作業場に敷く用)
  • インパクトドライバー
  • インパクト用ドリル(木材に下穴をあける用)

塗装ですが今回は「ブライワックス(カラー:ラスティック・パイン)」を塗っています。

ブライワックスは蜜蝋など天然成分でできた木材保護ワックスです。塗るだけでアンティークのようないい感じの色合いになるので、家具に気に入ってつかっています。

詳しくはこちらの記事をどうぞ。

私のお気に入りワックスです

※ブライワックスは磨き処理が不十分だと色移りがあるので、壁の色や置くものによってはオススメできません。色移りNGな場合は、速乾性の2液型ウレタンニスなどをつかうことをおすすめします。(以前、2液型のニスでキッチンカウンターの塗装をしたことがあるので、そちらの記事を読んでみてください。)

作りかたを解説

上の記事と作り方はいっしょなので、みていただければわかるのですが、こちらにも書いておきます。
(写真をみながら作りたい人は上の記事のほうがいいです。)

①ワックス塗装・乾燥

  • 表面をきれいにするためヤスリをかけます
  • ヤスリがけしたあと、ブライワックスを塗って乾燥
  • 乾燥させたらブラシがけします

ブラシに色がつくので100均などで買い専用に買いましょう。ゴシゴシ念入りに。
紙やすりは200番台だったかな。
ブラシがけをしっかりやらないと色移りします。要注意!

②組み上げ|脚

先に脚をつくってしまいます。
平らなところにならべてL字金具I型プレート金具をとりつけるだけです。
足が4つ(つまり板は8枚)あるので、ガタガタしないよう、ていねいに金具をつけます。

※ネジを打ち付けるときは細いドリルで下穴をあけましょう。そのまま打ち付けると木が割れる原因となります。

③組み上げ|天板に脚

天板を平らな場所にならべ、天地を逆さに置きます。
(完成したときに上になる面を地面側に置く。)

その上に脚板を取り付けていき、ひっくり返したらひとまず完成です。

足場板だとそれなりの重さになるので、女性ひとりの場合はひっくりかえす作業は気をつけてください。
友人、家族などとふたりでやったほうが安全です。

③補足 棚板をつける

わが家のようにブルーレイレコーダー用の棚板をつける場合は脚板を2箇所、つけた段階で、棚板をとりつけます。

そうしないと別の脚板が邪魔でインパクトドライバーが打ち込みにくくなるからです。ご注意を。

もし間違えて先に脚を全部取り付けてしまった場合は、ちょっと大変ですが手作業でドライバーで取り付ける手もあります。

④補強|テレビボードの後ろ側にT型・L型プレート金具

横ズレに対して補強するため、テレビボードの後ろ側にT型・L型プレート金具を取り付けます。

以上で完成です。

収納ケースは無印のソフトボックス

テレッボード正面

ちなみにテレビボードのケースに使っているのは無印のソフトボックスです。

関連無印良品 ポリエステル綿麻混 ソフトボックス 長方形 中

背の低い方もそうです

布っぽく柔らかな印象になりつつ、間口にワイヤーが入っていて、カタチがへなっとしないので、おもちゃ入れにガッツリつかっても平気。

なかなか便利なやつですよ。

今後はプロジェクターを導入して、「人生初、テレビを家に置かない暮らしをしてみよう」というのが、わが家の最近のトレンドです。

テレビチューナーはつけて、プロジェクターでテレビを観れるようにしておく予定

できたときにはインスタか、ブログかでご報告します!

お楽しみに〜。

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