お気に入りの茶色い革靴を自分で色直し。コロンブスのアドカラーで手軽にハゲを補修
もう何年か前に買った、普段履き用の革靴。
ろくにメンテナンスもせず履き込んだおかげで、革がはげ、すっかりボロボロになっていました。
捨てどきか..
いやーでも捨てたくないなぁ
私はシンプルライフを目指しているくせに、モノを捨てずに取っておく人です。一度、気に入るとなかなかモノを手放せません。
どうにか補修するすべはないものかと、修理店を探していたのですが、色直しのアイテムを発見。
良さそうなので試してみました。
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革靴の色はげをアドカラーで補修
これがそのアイテム。「アドカラー」といいます。靴の修理アイテムを色々と売っているコロンブスのものです。
絵の具のような感覚で、筆で革に色を塗り補修できてしまう、なんとも手軽なアイテム。値段も手軽で1本300円ちょっと。
こちらを試してみることにしました。
用意したもの
- 補修する革靴
- アドカラー(キャメル)
- 絵筆(平筆)
- 紙コップ・パレット用に紙皿
- ウエス(革靴を拭く布ならなんでもOK)
絵筆はダイソーで100円で売っているものを使いました。
やり方は動画を参考に
やり方はコロンブスアドカラーの公式動画を参考にしました。
これを見て気づいたのですが、色を混ぜて、ちょうど良い色を作れるんですね。知らずに、近い色を1本だけ買ってしまった..。
まぁでもキャメルカラーが良さそうなので、とりあえず1本で補修します。
01アドカラーを水でとく・調色
パレットの上にアドカラーの中身を出し、水を加えてときます。
アドカラーを複数持っている場合は、ここで色を混ぜ合わせて調色します。絵の具と一緒で混ぜるだけです。(革の色と合っているかどうかは、靴の目立たないところにチョンチョンと塗って確認するようです)
02絵筆で革に色付け
目立たないところから、絵筆で革に色つけをしていきます。
私の靴の場合、はげの面積が広いので、ほぼ全面塗り。ある程度まで塗ると、けっこう良い雰囲気です。
でも、もとの革の色と違うな..
調色をせず1色で塗ったツケがここに回ってきました。でも、まぁ割と好きな色。
もう、この色で全体的に塗り直そう
全体的に塗り直しを図りました。
03左右で補修前後を比較
片方の色つけが完了。左右で比較してみます。
もともとの色との違いは私のせいなので、さておき、補修はキレイなものですね。塗っただけで、はげた部分がすっかり分からなくなりました。
見やすいように外で撮り直し。
ボロボロだったのがウソのような見栄えになりました。
04もう片方も塗って完了
もう片方も塗り、見事、だいぶキレイな状態に戻りました。
ハゲハゲだった靴が、こんなにキレイなところまで戻ってくれるとは。自分で補修したので愛着も増し、とても嬉しいです。
塗りが終わったら、5分ほど乾かし、そのあと、ウエスと靴クリームで磨いてあげましょう。(ちょっとだけウエスに色移りしました)
色補修、完了です。
至近距離で見ると、塗った感はある
細かな部分が気になる人もいると思うので、こちらも。
絵の具のように塗るので、多少、色を塗った感が出ます。
私の塗り方が初心者だからかもしれません。普通に靴を履いた状態で、上から見るくらいでは分からないです。至近距離で見るとわかります。
この辺、こだわる人からするとちょっと気になる点かもしれません。
塗っていて思ったのは、水でとくときにモッタリさせると、塗った感が残りやすいようです。
水っぽくすると塗った感は出にくいようですが、その代わり、革の汚れや小さな傷が消えにくい感じにはなります。
ご参考までに。
自分の靴を直すって楽しい
革もののメンテナンスもそうですが、自分の靴を補修する作業って楽しいです。
自分が手を動かすことによって、ツヤが出たり、色がついたりする様子を見ていると、すごく気分がアガりますね。アドカラーで色つけする作業も同様。すごい楽しくて、終わったあと、「もう一足くらいやれる靴ないかな〜」と思いました。
革靴をたくさんお持ちの方は、アドカラーの色を揃えてメンテナンスするのも良いかもしれません。
自分の靴にさらに愛着がわきます。