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執筆しました小さな家づくり〜平屋でシンプルに暮らす〜

海が見える家を建てたい!でも「土地」がなかなか見つからないワケ

海が見える土地

海が見える家を建てたい。

そう思っても、海が見える土地ってなかなか見つからないんですよねぇ。

日本は島国ですから、海辺にいけば土地はいっぱい余っているのに。

なんでこんなに土地がないの..

なんとかして海がみえる土地を見つけたい方は、先になぜ見つからないかを知ると作戦がたてやすいですよ。

海が見える土地がなかなか見つからないワケをご紹介します。

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海の見える土地がなかなか見つからないワケ

海の見える土地が見つからないワケ。
それはこんな土地が多いからです。

海は見えるけど建築不可能な土地

家を建てるには、さまざまな前提条件があります。

  • 接道が担保されている
  • 建築工事ができる
  • 危険地帯じゃない
  • 地盤が不安定じゃない
  • 建築可能な地目(農振地などではない)

※私は専門家ではないので、上のリストは建築可能な土地の条件を網羅している訳ではありません。あしからず

などなど、建築物を建てて良いか否かの条件に当てはまらないと、海が見えても、そもそも家が建ちません。

わたしたちも土地探しをしているとき、海が見える見晴らしのいい土地なのに畑用途だけなど、建築不可能な土地とたくさん出会いました。

建築不可で海が見える土地、憎らしいくらいにたくさんあるんですよね!

海がよく見えるほど「崖」である
遠くが見える見晴らしの良い土地はだいたい丘の上にあります。
そして見晴らしが良い場所ほど、切り立った急な斜面、つまり崖です。
景観の良さとはウラハラに、一般的にいって崖は土砂崩れ落下事故の危険があり、住宅むきとは言えませんので、土地があってもやはり出回りません。

建てられるけど、住宅に望む条件がない土地

次にあるのが、海が見えて家は建てられるけれど、何らか不便は受け入れる必要がある土地です。

え?海が見えるならいいよ!
不便なくらい、全然平気

と思う人も多いですから、ここは自分たちの要件と相談してみましょう。

  • 水道に繋げられる
  • 下水に繋げられる(浄化槽含む)
  • 電気が通せる
  • 整った形(なるべく正方形)
  • なだらかな土地
  • 造成された更地
  • 利便性がある立地

ざっくりと一般的に住宅を建てる土地に望まれる条件です。
私たちは上下水、電気くらいは必要ですけど、他はケースバイケースかなと考えて探しました。

海が見える土地を見つけたら、不動産屋さんに確認してみましょう。

斜面や土地の形はあとで高くつく
「急な斜面」や「形がいびつ」などで値段の安い土地があります。
しかし単純に安く済むわけでなく、外構費がかかったり、設計費用がかかったりと、あとが高くつきます。高くて整った土地と、安くて不整形な土地、建てたら結局費用は同じなんてのもありうる話です。
安さだけで判断しないように気をつけてくださいね。

ずっと海が見えるかは不明な土地

海が見えて、建築も可能で、住宅を建てるのに必要な条件も満たしている。

もうOKだ!
と思ったら、海が見える家の条件にひっかかったりもします。

  • 土地から海を望む
  • 将来に渡って海と自宅との間に建物が建たない
  • 将来に渡って海と自宅との間に大きな木などが生えない

実はこの「将来にわたって〜」の部分、レアケースではなくて、よくある問題。海が見えて住宅を建てられる場所は人気なので、建物が集まってくるのです。

良さそうな土地を見つけたら、不動産屋さんに、将来的にはどうかも聞いてみることをおすすめします。

予算オーバー過ぎて笑えてくる土地

海が見えて。
建築も可能で。
住宅条件も満たしていて。
そして景観の邪魔もない!

よし、最高の土地だ!

と思ったら、

1億円..笑

これが本当にあるんですよねぇ。
やはり条件がよくなれば値段は高騰します。

私たちの住む沖縄は現在、建築プチバブル状態なので、土地も高騰しています。
もともと海が見える土地は人気なのもあって、9000万円とか1億円とか、完全にリゾート会社かお金もち向けの土地もたくさん出会いました。

私はあんまりお金もちをうらやましがらないのですが、このときばかりは心の底から羨ましいと思いました。

なんかもう、みじめな気持ちになった

海が見える土地を見つけるためには?

そんなわけで、海の見える土地が見つかりにくい理由は、こんな土地が多いからです。

  • 海は見えるけど建築不可能な土地
  • 建てられるけど、住宅に望む条件がない土地
  • ずっと海が見えるかは不明な土地
  • 予算オーバーすぎる土地

もう全然ダメそう。
しかし逆に考えると、作戦が立てられます。

つまり、これをフィルターにして、不動産屋さんといっしょに根気よく探していけばいいのです。

アンテナを立てて、時間をかければ、海の見える土地に出会える

この法則が成り立つのです。
条件が難しく、人気ですぐ売れてしまう。これが海の見える土地なのですが、決して存在しないわけではありません。

特に「売りに出ても気づく前に売れてしまうケース」、これがもったいない。

年単位で探すスケジュールで、自分たちの予算・要件をきちんと整理して常に探す。これで、ちゃんと見つかります。

頑張りましょう!

関連私たち夫婦は約1年半かけて海の見える土地を探し、見つかりました

景観も大事だけど、生活基盤はもっと大事

お金が限られていると、

海が見えて家が建つなら、電気も水道もなくて良いです。
人気のない場所でも原野でもOK

と、強気で土地を探す人も多いかもしれません。
(私たちも最初そうでした。)

これなら、田舎のどこかに余ってる可能性も高いですし。
実際、余ってるんだと思います。

しかし、長く続けていく生活を考えると、あまり良い選択とは言えません。

今の生活環境が大きく変わるような条件で土地を探している場合は、ちょっと焦ってムリをしてる可能性があるので、条件を振り返った方がいいですよ。

条件の整っていない土地は、「売れるけど、建築できるかは自分で確認してね」など、買い手にリスクを負ってもらうケースもあります。

気持ちが焦って、家の建てられない土地を博打で買ってしまうのでは本末転倒です。

自分の要件に対して本当に削れるところだけ削り、粘り強く探しましょう。

土地探しが思うようにいっていないかたへ

自分たちで土地探しているけれどなかなか思うように進んでいない場合は、一度、プロに相談してみるのも手です。

タウンライフ なら希望に合わせて土地を提案してくれます。

間取りプランも無料で作成してくれるので、より具体的に家づくりのイメージをすることができますよ。

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