アーロンチェア リマスタードの操作方法。調節の仕方をわかりやすく解説
アーロンチェアは発売から20年以上たつ今でも世界中の人々から愛されているオフィスチェアの代表格です。
デスクワーカーの負担を和らげる特長的なデザインが人気で、その魅力は、なんといっても自分の身体に合わせてカスタマイズできることにあります。
リマスタード版はさらに操作系のデザインが改善され、シンプルな操作感でカスタマイズもしやすいです。
しかし、同じアーロンチェアユーザーの妻から、
わたし、イマイチ操作方法わかってないかも
と、もったいつぶやきが..。
えーカスタマイズしてないの?!
一応、操作説明は公式のpdfがネット上にあるのですが、せっかくなら使いたおしてほしいので、ひととおり操作方法をまとめました。
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アーロンチェアリマスタードの操作方法
イスの高さを調整する
まずはほとんどの人がわかると思いますが、基本のイスの高さ調整。
ちなみにちょうどいい高さはかかとがきちんとつくくらいです。
あまりに低すぎても体重がお尻だけにかかってしまうので注意。
リクライニング ON/OFF
後ろにグイッと倒れられるリクライニング機能。
アーロンチェアはリクライニングをON/OFFできます。
リクライニングの操作は左側のレバーでおこないます。
ちなみに左のレバーには、「前」と「後ろ」、2種類のリクライニング操作がついています。
- 先端側:前傾リクライニング ON/OFF
- 根元側:後傾リクライニング ON/OFF
通常の後傾リクライニングは根元側の方をまわします。
人のアイコンがあるのでわかりやすいですね。
自分の背中側にまわすとリクライニングができるようになります。
反対に自分の前側にまわすと、背もたれが固定され、リクライニングできなくなります。
前傾チルト(前へのリクライニング) ON/OFF
アーロンチェアのウリでもある前傾リクライニング。
正しくは「前傾チルト」といいます。
簡単にいえば、前側にリクライニングするってことです。
作業するときに前傾姿勢の人にとっては、この前傾チルト機能はとてもありがたい存在です。
前傾はリクライニングを操作した左のレバーの先端部をまわします。
ただし、ここでポイント。
前傾チルトのON/OFFは、後ろにぐいっとリクライニングしながら切り替え操作します。
こんな感じでリクライニングした状態で操作します。
普通の姿勢だとOFF側にまわせはするのですが、前傾ON側にまわせません。
壊れてるわけではありませんので注意!
リクライニングの強さ調節
リクライニングの強さも調整できます。
反発がググッと強めに返るのがいいか、弱めでぐぃーーーっと倒れるのがいいか、調整できます。
これ、好みにできるのが地味に嬉しいです。
前傾・後傾ともに+(プラス)側にまわすと反発が強くなり、-(マイナス)側にまわすと弱くなります。
- 前傾メインで使いたいときは、前傾をONにして+(プラス)側に多くまわしておきます
- 後傾メインで使いたいときは、リクライニングをONにして-(マイナス)側に多くまわしておきます
その日の体の状況や、作業の集中度などでカスタムを変えると良いです。
私の場合、前傾は執筆やコーディングなど集中して作業するとき、後傾は午後つかれてきたときや、企画を考えたりするときなどで使い分けています。
アームレストの位置を上下・左右・前後に調整
体を疲れさせないために大事なアームレスト。
腕は片方で5,6kgあると言われてますから、アームレストをうまく使えないと、肩や首のコリにもろ影響します。
アーロンチェアはアームレストの上下はもちろん、左右の開き具合と、前後の位置まで調整ができます。
上下はだいたい15cmくらいの間で調整できます。
左右別々の高さに微調整することも可能です。
アームレストの方向を自分の腕の伸びるほうへ合わせて左右に調整できます。
パソコン作業するときは内向きに「ハの字」にできるので、ひじから手首近くまで乗せておけるのがラクチンで嬉しいです。
そしてなんと前後まで!
自分の腕の長さに合わせて位置を調整できます
アーロンチェアはアームレストの大事さを本当によくわかっています。素晴らしいです。
腰・背中の支え(ポスチャーフィット)
長時間イスに座ると、姿勢が原因で、肩コリや腰痛に悩まされることが多いです。
だから私たちデスクワーカーにとってポスチャーフィット(腰・背中を支える)機能はとても大切。
とくに前傾で使うときはおすすめ。
かなり背筋を伸ばすのがラクになります。
操作は背中側にあります。
前にまわすとサポートが強くなり、後ろにまわすと弱まります。
体感的にもポスチャーフィットを使うほうが、良い姿勢が長くつづきます。
肩コリ・腰痛になる可能性が明らかに減るので、ぜひ調整してください。
リマスタード版は操作もわかりやすい
何かとメカメカしい印象があるアーロンチェアですが、リマスタード版が出て、操作が非常にわかりやすくなりました。
カスタムで何が調整できるのかも、まとめると全部で4種類。
- イスの高さ
- リクライニング(前・後ろ)と反発の強さ
- アームレスト上下・左右・前後
- 腰・背中の支え(ポスチャーフィット)
これをちゃんとカスタムするだけで、劇的に体の負担が減るのですから、ぜひたくさんカスタムして欲しいです。
カスタムは一度やっておしまいではなく、その日の体の状況で変えてみたり、作業によって変えてみたり、ちょこちょこと変えるのがおすすめです!
10年単位で長く使うイスだと思いますので、ぜひアーロンチェアのカスタムを使い倒してくださいね。
目指せ!超健康デスクワーカー!
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