国産サバのオリーブオイル漬け缶がオシャレ
スーパーで買い物をしていたら、こんなものを見つけました。
ビタミンカラーのイエローに、ブルーのお魚のシルエットがおしゃれ。
缶には「Cava? IN OLIVE OIL」の文字。
一体、何の缶詰???
サ..ヴァ..?
なんとサバでした。
今回は、おしゃれなサバ缶を食べてみたお話です。
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東北の震災をきっかけにできたCava缶
サヴァ缶は、岩手県で作られたサバの缶詰。
調べてみると、2014年に東北の震災をきっかけに開発された商品だそうです。
東日本大震災をきっかけに生まれた商品が、サバのオリーブオイル漬け「Ça va?(サヴァ)缶」です。
「東の食の会」は震災被害を受けた地域の食の復興と、長期的支援を目的に立ち上げられた団体で、「東の食に、日本の力を。東の食を、日本の力に。」をキャッチフレーズにして商品開発、販売促進などを行っています。
その東の食の会が、Yahoo! JAPANとともに立ち上げたのが「三陸フィッシャーマンプロジェクト」。
こちらは水産業に関わる人たちが新しいブランド価値を発信して、新たな水産業を創造する取り組みを行っています。Ça va?(サヴァ)缶は、これら2社と岩手県産株式会社の共同プロジェクトによって開発されました。
女性も抵抗なく食べられるようなサバ缶ということで開発されたそうです。
一般的にはサバは味噌煮や水煮の缶詰が多いですが、オリーブオイルに漬けたとのこと。
パッケージも「鯖」みたいなデザインではなく、「Cava」としてポップな雰囲気のものにしたのだとか。
サバ缶を、女性向けにするとは良い視点ですね!
サヴァ缶を食べてみます
サバ缶もとい、サヴァ缶を食べてみようと思います。
ちなみに「サヴァ」は、フランスの挨拶からもじっているそうです。
パッと見は水煮のようですが、オリーブオイルなので黄緑っぽい色をしています。
お味の方はどうでしょうか。
オリーブオイル感はそこまで強く感じないですけど(サバが勝ってる印象)、青魚っぽさがうまく薄れています。これ、いいですね。女子会でワインとかを飲むのを想定してる感じなのでしょうね。
サバがおしゃれになる日がきた
やはり、鯖缶を食べているとは思えない、この絵面がやっぱりいいですね。私は大好きです。
サバは青魚ですので、栄養豊富なお魚です。
EPAやDHAがとっても豊富。また、糖質代謝を高めるといわれるビタミンB群や、カルシウム吸収を高めるビタミンDも多いです。
そしてサバの缶詰、私、好きなんですけど、やっぱり「鯖」という感じのパッケージからは、ちょっと古いイメージが抜けなくて。
缶ビールを合わせた日には、おじさんになり過ぎて男でも気が引けます。
「サヴァ缶」なら、周りの目を気にすることもなく、おしゃれにサバ缶が楽しめますね。
オリーブオイルなので、和食に限らず、洋食かカフェっぽいレシピもいけそうです。サバサンドなんかも良いですよね。
いやぁ、とても素敵な缶詰を見つけました。得した気分です。