夫婦ゲンカのトリセツ。わが家が喧嘩したときに気をつけていること
二人とも在宅ワーカーで、毎日、24時間、ほぼ一緒にいる、私たち夫婦。
たいていこういう話をすると、「喧嘩にならない?」と言われるのですが、もちろん喧嘩も人並みにします。
「喧嘩するほど仲がいい」なんて、本当だろうか?と疑問になることもあります。
常に近くに相手がいるから、夫婦喧嘩が白熱すると悲惨。
白熱した喧嘩が増えないように、夫婦喧嘩も普通以上に、お互い工夫してやっているように思います。
そんな私たちが喧嘩したときに気をつけていることをまとめてみました。
- スポンサーリンク
喧嘩したときに「妻が」気をつけていること
01感情的になりすぎない
女性は喧嘩になると、ついつい感情的になってしまいがちですよね。
私も思っていることを、感情的にありのままに伝えてしまいます。
相手がどう思っているか、それを聞いて相手がどう思うか、なんてのは二の次。
「前々からこう思ってたの!私、かわいそうでしょ!そういうところ治してほしい!うわーん!」とばかりに主張します。
だけど、男性に感情で訴えてもあまり効果はないようです。
どうやら男性は、理論的に話し合いをしたい生き物らしい。
夫に自分の意見を聞いてもらいたいときは、「どうしてそう思ったのか」「解決策はどうしたいのか」を、しっかり冷静に伝える必要があることが、結婚して3年目でようやくわかりました。
02すぐに反論しない
夫が怒っているときは、むやみに反論しない。
これで私は何度も同じような喧嘩を繰り返してきました。
夫の主張に、「いや、私はこう思う」「でも、私はこうだと思う」と、かぶせて反論していたのです。
でも考えてみたら、これって火に油を注いでいるようなもの。
すぐに反論するということは、「私はこう」と主張すると同時に「夫の話は聞く必要ない」と言っているのと同じです。
相手の主張に対して、「違う」と思ってもすぐに反論してはいけません。
03夫の話を聞いてから、喋る
「すぐに反論しない」を実行したあとは、とりあえず、夫の主張を聞いてみる。
これを「傾聴」というみたいです。介護とかで必要とされているスキルだとか。
けいちょう【傾聴】
《名・ス他》(耳を傾けて)熱心にきくこと。
「夫がどうして怒っているのか」「どうして欲しいのか」、一度、耳を傾けてみる。
夫の話が終わったところで、次は自分が話す。
この順番を間違ってしまって、夫の主張の前に自分が反論してしまうと、延々と解決策は見えて来ません。
自分が話す順番がやってきたら、「感情的になりすぎない」で、冷静に自分の考えを伝える。
つまり、1〜3を繰り返すことで、大人な話し合いができるようになります(と思っています)。
喧嘩したときに「夫が」気をつけていること
さて、ここまで私が夫婦喧嘩をしないために気をつけていることを書いてみましたが、夫はどう考えているのだろうか?
ちょっと聞いてみました。
以下、夫が考えている喧嘩で気をつけていることです。
01感情的なやりとりになるように努力する
妻との喧嘩は、相手が感情を放出したいから、ふっかけられる場合が多いです。
男性的に、論理的なやり取りや粗雑な喧嘩をしても、本来、見込んだ結果(平和な雰囲気に戻る)が得られない場合がほとんどです。
なので、怒った表情とか、声色の抑揚とか、相手の感情が表に出るように、夫側もできるだけ感情的に訴える表現をするように頑張っています。
02解決よりも「怒り」の放出を大事にする
喧嘩は問題があって、それを解決するためのものではなく、お互いに怒ってスッキリするためのものである。という女性的な喧嘩の仕方も大事だと心がけます。
そうすると、どんなに相手に意見が通じていなくても、議論が解決に向かわなくても、憤ることがありません。
議論は後、まずは怒っておけばいいのだと思うと、喧嘩していても、気持ちが重くならずに済むようになりました。
また、よほど、こちらが悪くない限りは、妻の怒りをただ受け止めるということはしません。お互い自然に怒っている方が、言い合いができてあとあとスッキリと終わります。
03論理は積み重ねず、お互いに「言うだけ言う」
怒っている時の妻にとって、「論理の積み重ね」は、100メートル走を疾走中のハードルみたいなもの。かわすか、ぶつかってイライラする障害でしかありません。
どうせかわされるなら、多少、矛盾していようが、言ったもん勝ち。
幸い、相手もそれを望んでいます。
端から見ると、みっともない言い合いです。言っている内容も無茶苦茶で子どもみたいなことを言ったりもします。
でも、私もスッキリできて、妻もスッキリできて、かなり効果があることがわかりました。
相手側に喧嘩の仕方を合わせることが大切
…ビックリするくらいお互いの心がけが真逆でした。
夫・・・妻に合わせて、感情的な部分を出すように努力する
夫婦間でお互いが思っている「夫婦ゲンカのトリセツ」は、相手側を踏まえ、真逆のことを考えていることが判明しました。
自分とは違う考えや性格だとわかった上で、相手側に合わせる。
これが夫婦喧嘩を大きくしない秘訣なのかもしれません。
合わせて読みたい