【節約の不思議】夫婦が仲良くなるとお金が貯まる
節約には夫婦で協力しあうことも、とても大切です。
奥さんが節約を頑張っていても、その隣で旦那さんが浪費していては意味がありませんよね。逆もまた然り。
たしかに夫婦でお金の話ができるようになってから、節約もうまくいくようになったような…
どういった点でいいのか、どういう仲の良さが必要なのか、考えてみましょう
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節約で連携し合える
当然とも言えますが夫婦で連携が取れれば、節約も効果的にできます。
今日は節約デーだ!
スーパーで78円のサンマゲット!お財布引き締め!
ただいまーお寿司買ってきたよー♪
たまにはパーっとね
ほぎゃー
※だいたいは旦那さんがこういうことをしますよね。わが家は料理担当が夫みなみのひげなので、逆転版がある感じ。
サンマくらいなら平和ですが、通信費だとか交際費だとか、そういったところのすれ違いが節約の場面では往々にして問題になります。
ねぇ、今月ギリギリなのに、まだこんなに飲み会行くの?
仕事の付き合いなんだよ!節約で行かないなんてあり得ないよ
私は家計のためを思って言ってるのに!
じゃあいい!私だってエステ行っちゃうから
勝手にしろ!
うわぁ〜ありそうですよね。
せっかくの節約がパァ。
こういうとき家計状況がお互いに把握できていれば、そもそもすれ違いが減らせます。
家計の話し合いができる
夫婦同士で「使用したお金がいくらか」把握できていますか?意外と難しいですよね。これができるとお金が貯まりやすいです。
たとえば、わが家では「 マネーフォワード ME 」で家計簿を共有しています。
口座連携で自動化し、入力の手間もほとんどなく、家計を把握できます
一円単位で厳しく管理するのではなく、日々の出費や収入がライフプランから大きく外れていないか確認するものです
「先月は外食が多すぎたね」とか。
「携帯代金もうちょっと抑えようか」とか。
家計簿によって改善すべき点がみえてきます。
お互いのお金意識が高まるので、話し合いもしっかりできる状態になります。
相手のお金の意見を聞ける
夫婦の話し合いのなかで一番やれないのが「相手の意見を聞く」、これです。
家のお金についてきちんとしようと真面目な顔でアレコレ「〜して」「〜しなさい」と言った結果。
いらぬ誤解を与えてしまうことがあります。
「協力してもいいんだけど、なんとなく言い方が嫌だな…」と思われ話が進まないことも多いです。
結婚したら口座をいっしょにする人が多いんだって〜!だから一緒にしよ!
え?やだよ、なに急に?怖いわ
とか。
老後資金は投資を5%で運用すると〇〇円だ!さっそくやろう
なに?5%ってどこからきたの?どういうこと?
とか。
提案する方がだいたい相手の話を聞きません。すると小一時間の言い争いだけが起こって何も進まないことも。
いい家計簿アプリを見つけたんだけど、ちょっと見てみない?
えぇー
何か心配??
一応、お金のことだし。
個人情報の扱いとか大丈夫かかなぁと思って…
あぁーたしかに。
ちょっと調べてみようか
遠回りでいいから、少しずつ進めていくくらいの気持ちで向き合える関係だと、お金の話がスムーズになり、お金が貯まります。
- 「協力してくれない…」相手側もそう思ってるかも
- 「私は頑張ろうと思っているのに、相手が協力してくれないから節約できない…」 そう悩んでいる人もいるかもしれません。でも相手も頑張ろうと思っていて「話を聞いてくれない…」と悩んでいるケースもあります。なぜか。それは男女でアプローチの仕方が違うから。
男性は「方針や目標」を先に決めて、そのために何をするか考えたい人が多いです。対して女性は「すぐにできて効果があるノウハウ」をたくさん積み重ねたい人が多いです。そのため意見の食い違いが起きやすいのです。わが家はまさにそうでした。
相手がどういう「やり方」でいきたいのか、まずはそこを確認し合う方が良いでしょう。
お金の情報開示レベルを深くできる
節約における夫婦仲の良さで、わが家がひとつの基準になるよう考えだしたのが「お金における夫婦仲(情報開示レベル)」です。
お金における夫婦仲(情報開示レベル)
- 生活費の管理方法についてルール化して運用できる
- 互いに月の家計がいくらくらいか把握している
- 互いの金銭管理力に納得しあえている
- 互いのお金リテラシーに納得しあえている
- 互いの収入状況を共有できる
- 互いに預金額を把握し合えている
- 互いに資産状況を把握し合えている
- 互いに家計全体のおおまかなお金の流れを知っている
- ライフプランを作り、それをもとにお金を管理できる
- 投資・年金・保険・遺言などの方針や決まりがあり中・長期的なお金の運用ができる
- (今日の夕飯をサンマにすべきか、寿司にすべきか分かる)
※「リテラシー = 適切に理解・解釈・分析できる能力」
この基準では夫婦で同じ能力を持つ必要はなく、お互いが相手に対して「十分」と思えていれば問題ありません。
※最後の「今日の夕飯〜」のくだりは、どのレベルでもできていると思いがちですが、実は深〜くお金の夫婦仲が良くなってこそ意味のあることなんですよね。ってことでカッコをつけて一番最後に書いています。わが家も頑張らねば。
上から下へいくに向けて、お金連携の質が高くなっていると判断しています。
お金に関する情報開示は、互いに信用が必要なもの。
結婚したからと無条件に開示してもらえるものとは限りません。
なんで貯金額を教えてくれないのよ!
ひどい!
おまえはお金のことわかってないから小遣い制!
お金は俺の管理でいいだろ!?
このよく聞く争いは開示レベルを色々すっ飛ばして、いきなりレベル「6」を実現しようとした結果、起こります。
収入や預金は、互いに生活コストが安定しており、相手の金銭管理能力に信用がないと開示しあえません。
お金に関するリテラシーや管理能力をお互いに認め合えるようにコミュニケーションしていくことが重要です。
言い争ってわかったことは、夫婦仲を良くすると同時にいっしょにお金の勉強をすること
お金のリテラシーがそろってくると、自然と情報共有しなきゃな、と思えます
お金の価値観は多様であるからこそ
もちろんリテラシーがそろうといっても、すぐにお互い情報開示できる夫婦もあれば、なかなか意見が合わない夫婦もあるかと思います。
お金の価値観はとても多様です。
それはその人の人生観があらわれるからです。
全部、正解です。
だからこそ急がず、焦らず、お互いに信用を持てるまで家計のお金については話し合う必要があるのです。
お金の夫婦仲は愛ではなく「信用」です。
冷静な話し合いの賜物。寛容さを大切に、じっくり話を進めましょう。
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