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執筆しました小さな家づくり〜平屋でシンプルに暮らす〜

高価な買い物は使用期間で考える。本当に必要なモノを買い逃さないために大切なこと

大きな買いものほど、値段に惑わされないこと

高価な買い物をするときは、誰もが慎重になるものです。

しかし「安物買いの銭(ぜに)失い」。
値段ばかりに目がいってヘタに安く買おうとするのも良くありません。

安いものはすぐダメになってしまったり、必要な用途に使えなかったり、予定外のハプニングが起こって本当に必要なモノが手に入りません

大きな買いものでも安さに流されないために、費用を減価償却的に考えるようにしましょう。

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使える期間で費用を分散する

減価償却..。

なんだか難しい言葉ですよね。そのままの意味で考えると難しいので、家計のお金のときは、カンタンに把握しましょう。

使用する期間で、費用負担を分散する

例えば、家族が増えたので「車の購入」を検討しているとします。

  • ボックスカー(10年使える)・・・150万円
  • 中古の軽ワゴン(5年使える)・・・80万円

2つで悩みました。

70万円も違うし、軽ワゴンかしら

その場の値段で考えると、安い軽ワゴンになります。

しかし、ボックスカーが欲しいと悩んでいるということは、「車に荷物をたくさん載せる」と考えている証拠。

軽ワゴンは、きっと「ちょっと荷物が載るか不安だけど、安いから」と考えた上で選択肢に上がっていますよね。

そのときに、「減価償却的に考える」と、どうなるでしょうか。

  • ボックスカー(10年使える)・・・年15万円
  • 中古の軽ワゴン(5年使える)・・・年16万円

あれ、軽ワゴンの方が高くつく

使用年数が違うので、年間の費用で考えると、軽ワゴンの方が1万円ほど高くなりました。

えっ!
じゃあ、いっぱい積めるワゴンの方が良い!

先ほどは、安いから軽ワゴンだったのに、今度は、安いからボックスカーとなりました。

使う期間や価値までふまえると、費用の見え方が変わってくるのです。

高いモノを買うときに考えるべき3つのこと

  • 年間あたりいくらか
    値段を「使用年数」で割って年間いくらで把握する
  • 使用期間中に家計が圧迫されないか
    使用期間中、出費の重なり(子どもの大学費用など)で家計を圧迫することがないか確認
  • 本当に欲しいのはどれか
    「値段を考えない」場合、自分が本当に価値を得られる商品はどれか

費用負担を、その場だけでなく、未来に渡って考えましょう。
一括で購入するとしても、自分に分割払いするくらいの気持ちで費用負担のスケジュールを立てるのです。

そうすることで、「本当に自分が必要としている機能・価値はどれか?」、ここに気持ちを集中することができ、良い買いものができます。

当然ですが、使用期間で割れば安いからと強気で購入して、その場で貯金(現金)がスッカラカンなんてことはないようにご注意くださいね。

そのほかにも、大きな買いものをするときのコツ

そのほかにも、大きな買いものをするときのコツがあります。

  • 午前中に買いものをする
    頭がスッキリしているので、即決せず冷静に検討できる。逆に夕方は疲れてきて、冷静な買い物がしにくいので要注意
  • 必要な機能は何か、メモしておく
    オプションやおまけ、割引に惑わされないで済む

大きな買いものになると営業さんは、分割割引やオプションなどをつけて「割安」に見せて買ってもらおうと工夫してきます。

この場合、割安は相対的にみたら安いのですが、「自分が本当に必要な機能」で考えると、いらないオプションだったり、長期的にみると割高だったりして、ムダな出費を増やす原因にもなります。

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..などなど。

大きな買いものをするときは冷静さを保てるように、ぜひ減価償却的な考えを実践してみてくださいね!

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