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執筆しました小さな家づくり〜平屋でシンプルに暮らす〜

【アフターコロナ】マイホームは建てるべき?やめるべき?

アフターコロナ」って言葉がすっかり世間に定着しましたね。

人々の暮らしを大きく変えてしまうかもしれない新型コロナウイルス。マイホームを検討している人は悩ましいだろうなと思います。

建てるべき? やめるべき?

今回はアフターコロナのマイホームに悩む人へ向けた記事。

マイホームアリorナシを決めるのに役立つよう、ネットの情報を調べて、世間でいわれている考えかたをまとめてみました

目を通せば、だいたい世間の総意がわかるよう、まとめてみました

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マイホーム検討に役立つ3つのこと

アフターコロナのマイホームを検討するときに、段階的に3つのテーマへ答えを出すと役立ちそうです。

  1. 世の中や暮らしはどう変化するか?
  2. 住みかたはどう変わるか?
  3. 建物(家)はどういうものが必要か?

社会が変わって、住みかたが変わると、必要な建物も変わる(マイホームは必要?不要?)って感じですね。

以下、それぞれについてまとめてみました

01世の中はどう変化する?

世の中はこう変わる

オンライン化が進み、生活を重視しながら、好きな場所で暮らす価値観が推進される。

  • さまざまなものごとのオンライン化が進む
  • しばらくは経済が不安定になり不況か
  • オフィス業務を減らす企業が増える
  • 新しい「自由」の考え方が出てくる
  • Eコマース(ネット通販)の利用が増える

ちょっとマユツバですが、オンライン化は今より進むだろうなって感じがします

さまざまなものごとのオンライン化が進む

コロナウイルスによる緊急事態宣言で、初めて長期間自宅待機を経験した人も多いかと思います。

人と人との直接接触機会を減らすためには、さまざまなオンライン化が必須となります。

  • 仕事の進め方
  • レクリエーション
  • 学習
  • 買い物
  • 支払い

今回の新型コロナウイルスが収束しても、上のような相当数のものごとがオンライン化を継続するのではないかといわれています。

オンラインサービスが生活に根ざしてきます

しばらくは経済が不安定になり不況か

コロナ不況といわれるように経済が不安定な状況が続きます。

コロナウイルスの拡大を食い止めるために、各国でモノ・人の流通が制限が起きたのはつい最近。世界的な経済停止が今後どのようになるか、まだまだ不透明な部分も多いです。

マイホーム購入に関していえば土地や建物が売りに出され値下がりが起こる可能性があります。

家を買うことに限れば、安く買える可能性が出てきます

オフィス業務を減らす企業が増える

今回の事態でオフィスそのものを手放した企業も一定数あると聞きます。

テレワークの推進がうまくいった企業はオフィス業務を減らし、テレワークでの業務を推進するようになるだろうといわれています。

出勤が週3日になるなんて話も……

新しい「自由」の考え方が出てくる

コロナウイルスによる社会変化のなか、たとえば建築家の隈 研吾(くま・けんご)さんは、新しい「自由」の考え方が出てくるのではないかと予測していいます。

「誰もが好きな場所で暮らし、好きな場所で働ける」

20世紀型「大箱都市」の終焉、建築家・隈研吾氏が語る都市の再編成 | 日経クロステック(xTECH)

また生活史研究科の阿古真里(あこ まり)氏は、今回の自宅待機で「生活そのもの」を見直して、今までの生活のありかたを考え直す人も多くいるのではないかといっています。

個人の生活を犠牲にしないで中心に置く社会、それがコロナ後のあるべき世の中ではないだろうか。

【アフター・コロナ】生活史研究家が考える コロナがもたらした食の変化と今後(ENCOUNT) – Yahoo!ニュース

仕事や社会への所属の仕方ばかりが中心だった世の価値観が変化し、「自分たちの”生活”を中心に置く社会」として再考されるのではないかと考えられています。

くらのら的にも暮らしを重視する考えかた、広まってほしいなぁ

Eコマース(ネット通販)の利用が増える

今回の自宅待機で通販を利用した人はたくさんいるのではないでしょうか。

また今までEコマース(ネット通販)を行っていなかった中小企業も、今回を期に参入するところが増えているはずです。

オンライン化の流れも相まって、売る側、買う側ともにEコマース(ネット通販)を利用する文化が進むといわれています。

老若男女、Eコマースの時代になるのかもしれませんね

02住みかたはどう変わる?

住みかたはこう変わる

ステイホーム・テレワークが重視される一方、郊外など住む場所を自由に考える人が出てくる。

  • 集合より戸建て住宅を選ぶ人が出てくる
  • 郊外地域がふたたび注目される
  • 自宅をオフィスにする人が増えてくる
  • 人との(物理的な)距離をとる暮らし

ウイルスと距離を置くことをきっかけに、場所の自由を望む人が増えそうです

集合より戸建て住宅を選ぶ人が出てくる

ウイルスへの感染リスクに対して、人々の関心が高まっています。

アフターコロナの社会と考えると、今後も「感染を避ける行動」は重視され、人々の行動を変えるといわれています。

厚生労働省でも提唱されている「3密」を避けることや、外出後の手洗い、シャワーや衣類などの除菌もそう。

感染を遠ざけるという意味で集合住宅ではなく、戸建てにすることで人との距離を取りたいという意向も出てきているようです。

集合住宅でも間取りを再考して、ウイルスを住居スペースへ入れない配慮を取る意向が増えるでしょう

郊外地域がふたたび注目される

テレワークや個人生活の見直しの流れで、ふたたび郊外の土地が注目されるだろうといわれています。

ここ最近までは都市集中型の暮らしが重視されていました。
今後はあらためて自分が暮らしやすい場所であれば都市でも郊外でもかまわないといった価値観で郊外も住処として選択されるようになるようです。

郊外暮らしは5〜10年間隔で再注目されるものでもありますが……

自宅をオフィスにする人が増えてくる

今回の在宅勤務によって「テレワークでいけるじゃん!」となった人が、自宅のオフィス環境を充実させるだろうといわれています。

「SOHO(スモールオフィス・ホームオフィス)」という言葉が一昔前からありますが、会社員でも、そういった住環境を望む人が増えていくのではないかと考えられています。

オンライン会議のためにひとりひとつ、デスク環境が必要となるケースもあるようです。

旦那さんだけ書斎を作るなんて、もう古い?

人との(物理的な)距離をとる暮らし

オンライン化によってコミュニケーションは手軽に取れる一方で、ウイルスへの対処として人同士の距離は離れます

オンライン飲みや動画コンテンツ視聴が象徴的ですね。

飲食店などで直接、会う機会がなくなるわけではありませんが、頻度は減っていくといわれています。

とくに密閉空間に大人数で集まるようなものは減るといわれています。

物理的にオープンな場所で集まるようなイベントは残るのかな?

03どういう建物(家)が必要?

こういう家が必要になる

建てる場所はある程度、自由になり、その一方、住空間にウイルスを持ち込まない作りの家が必要とされる。

  • ウイルスシャットアウト力のある間取り
  • マイホームでも「ワークスペース」が重要に
  • おこもり生活での快適性
  • モノもお金も……「備蓄性」の高い家

家は「対外部リスク」を重視することが必要となってくるようです

ウイルスシャットアウト力のある間取り

  • 玄関からリビングを通過せず、浴室へいける間取り
  • カバンや上着など、ウイルスリスクの高いものを置いておける広い玄関
  • 対面せずに受け取れるよう、宅配置き場を用意
  • 手洗い・消毒がすぐにできる出入り口

などなど。

ウイルスをシャットアウトし、住環境へ入れない仕組み作りが求められるようになるといわれています。

勝手に造語すれば、ウイルスプロテクティブな家? 間取りのゾーニングが大きく変わりそうですね

マイホームでも「ワークスペース」が重要に

オンライン化によりテレワークが進むと、例えば、夫婦共に在宅で仕事をすることも普通になります。

そうなるとオンライン会議など、それぞれが快適にできるよう、個人ワークスペースをしっかりと計画しておくことが大事になります。

小さな個室書斎を複数用意したり、テレビ会議用に背景にこだわる人も?

おこもり生活での快適性

今後、同じようにステイホームが必要な事態が起きないとも限りません。

そうなったとき、長期の「おこもり生活」でも快適に過ごせるような家の工夫が求められるようになります。

おこもり生活での快適性について大事なポイントとしては、娯楽性もそうですが「運動不足」や「閉塞感」をケアすることがいわれています。

開放感の出せる中庭や、軽度の運動ができるストレッチ・筋トレスペースとかがおすすめされていました

モノもお金も……「備蓄性」の高い家

長期のステイホームに備えて、食料品や日用品などを、多めに備蓄できる家もニーズが高まるといわれています。

ただ備蓄性は「お金」についても同様
今回のコロナショックによって収入が激減した人は痛感していると思いますが、支払いに難が出るローン額にしないことも大切です

単純に広くするのではなく、収納を工夫して、費用を上げすぎず備蓄力を上げる必要があります。

いざというときのキャッシュ(現金預金)の備蓄力も踏まえた家づくりが大切になってきそうです

マイホームは「アリ」だけど、従来とは考えかたが変わる

まとめるとこんな感じ。

マイホームは「アリ」。ただし新しい価値観を踏まえて

コロナによる不況も鑑みると、この5年内で土地・住宅ともに価格が下がる可能性あり。オンライン化が推進され、テレワークに馴染んだ人々が、家づくりにおいて郊外を注目する流れもある。

ただし家づくりの価値観は従来と変わる。

「対外部リスクな家」が必要とされ、「ウイルスプロテクティブな家」、「備蓄力のある家」、「ホームオフィスな家」といったニーズが出てくる。
間取りや設備、予算感が従来とは変わってくると予想されている。

直近の数年は土地や住宅価格が下落するか、様子見が○。もし郊外住まいを好むなら検討しても良さそうです。
お家の作りは新しい価値観を取り入れて

未来のことは誰もわかりませんから、これがすべてというわけではありませんが、こういった潮流がでてくるだろうと人々が予想しているのは事実。

コロナの有無に限らず、マイホームは悩ましいものです。

今回の情報を踏まえ、あらためて検討してみると良いでしょう。

《わが家のnoteコンテンツ》
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マイホーム

小さめのマイホームをご検討中のかたへ向けて、わが家の実体験をベースに、小さな家を建てるノウハウをわかりやすくまとめました。

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