【浄化槽の側溝問題】救世主、現る。
わたしたちの土地は安かっただけあり、下水道が通っていません。
これがなかなか厄介でして…
でもようやく、ようやく、わが家の頭を悩ませていた【浄化槽の問題】に兆しが見えてきました!
- スポンサーリンク
浄化槽の水をどうするのか問題
下水道が通っていない場合、「浄化槽」が必要です。
敷地内に埋めた浄化槽で、生活排水を処理して、キレイな水に戻していきます
で、問題はここから。
その「キレイな水をどうするのか」なのです。
一般的にはこの3つの方法があるようです。
(市町村によっても違うかもなので、確認してみてくださいね)
- 溜桝をつくり、定期的に汲み取りしてもらう
- 散水して蒸発させる
- 側溝に流す
溜桝をつくり、定期的に汲み取りしてもらう
汲み取りしてもらう場合、まずは水を貯める「溜桝(ためます)」が必要になってきます。
溜桝を作るのに100万円ほどと聞きました(水の使用量にもよる)。
さらに、定期的に水を汲み取りしてもらう費用(ランニングコスト)もかかります。
このプランは長く住めば住むほど、コストの負担も上がってくるので、極力避けたい…
散水して蒸発させる
溜桝以外にも、浄化した水を蒸発させる機器を設置する方法もあるそうです。汲み取りが必要なくなります。
しかし、これは溜桝よりも初期費用がかかる上、ある程度、庭の面積が必要とのこと。
わが家の小さな家のケースではお金も広さもムリそう。
初めから除外して検討しました
側溝に流す
浄化槽でキレイになった水を、道路の側溝に流すことができれば溜桝を作る必要も、汲み取り費もかかりません。
が、しかし。
わが家の土地には側溝もない
というわけで、考えられるのは側溝をつくるプラン。
側溝を作る場合、値段も溜桝を作るよりもだいぶ高額なんですよね…(距離にもよりますが)。
役所の許可なども必要になってきます。
汲み取り費用とどっちが安いんだか..
わが家に救世主が現る
わが家としては、側溝を作りたい!
でも、お金がかかりすぎる…
と、足踏み状態でした。
そこに、救世主が現れたのです。
建築士さんから吉報が届く
ある日、いつものように設計事務所へ打ち合わせにいくと。
「みなみの家さんの土地のご近所のかたが、うちに相談に来ましたよー」
と、建築士さんから世間話がありました。
話を聞いてみると、土地を購入して、家を建てる予定とのこと。
いつのまに、土地が売りに出ていたのだろう?
なんて思っていたら、建築士さんからステキな提案が!
「側溝の費用を折半できたらいいですけどねー」
そ、そんな可能性が!?
しばらくして、ご近所さんも同じ建築士さんに設計をお願いしたことを聞き、建築士さんにつなげていただきました。
ご近所さんとランチへ
さっそく連絡先を交換して、顔合わせと側溝の話し合いを兼ねて、ランチへ行ってきました。
「これからのことを考えて側溝は作った方がいい」という考え方が同じで、ホッと一安心。
とても気さくなかたで、ご近所づきあいの面でも安心しました
住んでからも、一緒にバーベキューできそうなくらい
それから夫が役所への手続きの確認や、測量依頼などをしてくれて、晴れて側溝費用を分けることができそうです。
家づくりしていて一番ラッキーな出来事でした
ご近所さんと同じタイミングで家づくりできたことで、側溝の費用を共同捻出でき、お互いにほんとツイてました!
全額自己負担になっていたら、かなりの額だったので..。
もしかしたら予算的に「汲み取り」にせざるを得なかったかも…
いやぁー、なんて奇跡的!
こんな良いことがあるものなんですね!
側溝については「側溝を道路に作るには?費用は誰が負担する?」で夫がより詳しく解説しています。
次に読んでほしい
《わが家のnoteコンテンツ》
小さな家づくり〜18坪の平屋でシンプルに暮らす〜
小さめのマイホームをご検討中のかたへ向けて、わが家の実体験をベースに、小さな家を建てるノウハウをわかりやすくまとめました。