アブラサスの「小さい財布」を使って3年。ブッテーロレザー革のエイジングは?
「小さい財布(ブッテーロレザーエディション)」を使いだして3年が経ちました。
購入してからずーっとお気に入りで、3年経った今は、もうこれが最高のミニマル財布だと確信しています。
本当、良い財布です
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小さい財布らしいミニマルな価値観がすっかり定着
まずは知らないかたへabrAsus(アブラサス)の概要を。
- abrAsus(アブラサス)って?
- アブラサスはお財布のブランド名です。名前の由来は潤滑的な「油をさす」と、ラテン語の「削ぎ落とす」というミニマルな意味を重ねています。
- 伝統的なスタイルの製品を画期的なアイデアで作るSUPER CLASSICという会社が作っています。
国内でデザイナー・職人さんがきっちり作り上げる制作スタイルながら、小さい財布・薄い財布など、コンセプトの際立った製品づくりが特長的。 - 2013年に「薄い財布」、2014年に私が購入した「小さい財布」がグッドデザイン賞を受賞しています。
こちらが3年使った私の小さい財布(ブッテーロレザーエディション)。
ちょっと傷が増えましたね。
この小さい財布、ミニマルな使い方を好む人にピッタリな特長がギュギュッと詰まっています。
- お札・小銭数枚・カード4-5枚、最低限の財布
- ポケットに入るカードケースくらいの小ささ
- 支払い動作がスマートに心地よくなるよう、微細に作り込まれた形状
- 国内の職人さんが携わり、頑丈で長く使える革作りを実現
- 操作性・コンセプト以上に際立つデザインの美しい収まり
3年経った今もこちらの魅力は色褪せず。
むしろ使い込んで財布に馴染むほど「良い財布だなぁ」と実感がわいてきます。
普段の支払い動作や、財布の折りの具合など、ちょっとしたことから魅力に気づく機会が増えてきました。
必要最低限な財布の使いかたが定着した
さて、前回の記事と同様、抜き打ちで中身を確認してみましょう。財布の使用状況チェックです。
お札が4枚、小銭が数枚、そしてカードが5枚。変わらずシンプルな中身がキープできていました。というか、ミニマルな使い方がすっかり定着して、これが普通になりました。
カードの中身はこんな感じ。
- クレジットカード 2枚
- 保険証
- 運転免許証
- 図書館のカード
クレジットカードは個人事業用に1枚余計に持っています。図書館のカード..。意外と大事だったのかな?
もはや4枚でも良さそうですが、一応、5枚。
正直、自分はカードなんて持たなくても何の問題も起きないんだなぁというのが、この3年ですっかり証明されました。
必要ないとわかると、本当にすがすがしいです
あと実際はレシート(領収書)が財布のお札のところによく挟んであります。抜き打ちチェックしたときは、たまたま片付いてました。
とはいえ、このレシートも財布に溜まらないように、家に帰ったらすぐに仕分ける習慣がついています。
普通の財布だったときはレシート10枚くらい余裕で入るので、そのままにして溜め込んでましたが、小さい財布に変えてからはなくなりました。
私はマメな性格ではないので、財布の作りによる恩恵というところが大きいです。
レシート・お金・カードの管理力(削ぎ落とし力?)が5倍くらい上がりました
手ぶら外出もすっかり普通のこととなった
今回の記事を書くのに過去記事を見返しましたが、3年前はちょっと出かけるにもポーチのようなカバンを持ち歩いていたんですよね。
関連アブラサスの「小さい財布 ブッテーロレザー」。手ぶらで外出できるのは想像以上に快適
今となっては「そのへん出かけるのにカバンて..」と思います。
お尻のポケットにiPhoneと小さい財布とカギ、それだけで十分。カバンはPCや一眼レフカメラを持ち歩いたり、遠出をするときくらい。カバン=気負った外出をするイメージです。
本当に小さい財布にしてから、だいぶ、普段の行動が変わったなぁと思います。
良い意味でフットワークが軽くなったというか、外出への心持ちが軽くなりました。
財布ひとつでこんなに気持ちがスッキリするものかと、自分でも驚いています。
3年目の革のエイジングは深みのある艶(ツヤ)感
小さい財布の中でもひとつ値が張る「ブッテーロレザー」。3年経過してエイジングが気になるところです。
革の変化としては、かなり良い雰囲気に艶が出てきた感じです。
こんな感じで持ちかたを変えるとわかりやすいですね。2年過ぎたあたりから、買った当初とはだいぶ革の雰囲気が変わって飴色らしい艶のある風合いになりました。
比較するとこんな感じ。
2年目・3年目、あんまり変化ないように思えますが、実物は3年目の方が色合いに深みがましているのが見て取れます。
私は特に革をメンテしたりはしていません。そのまま使っているとこうなります
小さな傷も2年目でついたものが、3年目のときまでになくなっています。
これ、小さな傷の部分は色合いが濃くなり革に馴染むので気にならなくなっているのです。
というわけで、傷は時間の経過とともに馴染むので私はあんまり気にしていません。
関連abrAsusの小さい財布を使って2年経過、革の変化など
去年つけてしまった大きめの傷は..?
とはいえ、大きい傷は別。
実は去年、不注意で財布の裏に大きい傷をつけてしまいました。さすがにこちらは1年経つ今も見てわかりますね。
とはいえ、この傷も色濃くなって徐々に革と馴染んできているのが見て取れます。
最終的に革の色濃い部分が全体となれば、大きな傷もだいぶ目立たなくなることでしょう。5年後、いや10年後くらいかしら。
財布のコバ(端っこの部分)はやはり頑丈
アブラサスの財布の良いところ。
コバの処理が頑丈にされているので、ほつれなどは今だにありません。
折り目の部分にはやはり負荷がかかるので、少しへたりのような感じは出てきました。それでも使用するには全然、気にならないレベルです。
このへんの頑丈さ、やはりいいですね。
コンセプトや見かけばかりでなく、長期的な実使用にもバッチリ耐えてくれるところも、小さい財布の素晴らしい魅力だなぁと思います。
日常的にどんどん使える、この実用性もたまらん
愛着たっぷりのアイテムになりました
使い心地もシンプルで、お金の管理もしやすくなりますし、手ぶら外出がふつうになって、フットワークも以前より軽くなりました。
私は在宅ワーカーなので普通に使うより革の経年変化が遅いかもしれませんが、それでもブッテーロレザーのエイジングも進んできました。
深みある艶が出てきてますます良い感じ。
本当に愛着たっぷりのアイテムで、4年目、5年目の変化も楽しみです。
追記:私の財布が雑誌の表紙で紹介されています
宝島社から出版されたムック本「ミニマリストの愛用品」にわが家の愛用品が紹介されました。
表紙に私の小さい財布も紹介されています。
財布の魅力についても簡単に雑誌内で触れられていますよ。