サイトは一部アフィリエイトを含みます。
執筆しました小さな家づくり〜平屋でシンプルに暮らす〜

【出産体験談①】出産予定日、おしるしと破水で入院に。でも子宮口が1cmしか開かずピンチ!

ヤギを食べても出産予定日の前日になっても、ビクともせず、産まれる気配のなかったわが子。
しかし、出産予定日の当日、それは突然やってきました。

スポンサーリンク

私の出産体験談

朝7:30 おしるし到来

いつものように寝ていたら、鈍いお腹の痛みと一緒に、だらーっと何かが出てきたのがわかりました。

慌ててトイレに駆け込み、確認すると、おしるしではありませんか!

ようやく、わたしにも出産の兆候が現れました。

あれ? おしるしって病院に連絡するんだっけ?

破水や10分間隔の陣痛は病院へ連絡するのを知っていましたが、おしるしってどうだったかな・・。

とりあえず寝ている夫を起こすことに。

やっと出産が近づいてきたってことだね!

出産が近づいてきたことに、ふたりで大喜び!

もうじき出産かぁ

とりあえず落ち着こうと、いつもの朝と変わらず、パンを焼いて朝食を食べました。

おしるしが来たとはいえ、そこから陣痛が始まるまでは個人差があり、陣痛が来るまで3日かかることもあるとか。
なので、なるべくいつも通り、平常心でいるようにしました。

朝8:00 破水疑惑

朝食を食べ終わり、いつ陣痛が来てもいいように、入院セットを確認していた頃でしょうか。

何かがおかしい。
かがんだり、動くたびに、じわーっと何かがまた出て来るのです。

おしるしって、何度もやってくるものなのかな?

ひょっとして、これが破水ってものなのか?

もし破水だった場合、このまま放置するのは心配だったので、おしるしの報告も兼ねて、病院へ電話してみました。

受付のかた「おしるしか、破水か確認するので、すぐに病院へ来てください」

病院へ向かう頃には、不規則なお腹の痛みがあり、前駆陣痛と思われるものも始まってきました。

朝9:00 病院へ

産婦人科に到着

病院前で記念撮影

病院に到着するなり、すぐに内診室へ。

医師「これは破水ですね」

見た瞬間に、破水決定。

やはり破水だったのか。
そして、先生は続けて、昨日と同じことを言いました。

医師「でも、子宮口は開いていませんね。1cmくらいかな?」

破水が起ころうが、陣痛が来ようが、肝心の子宮口が開かなければ自然分娩はできません。

このままじゃ、羊水が全部出ちゃう・・・(帝王切開の可能性もあるのかな?)

子宮口が開いてないのも心配ですが、破水したことで羊水が流れ出てしまい、赤ちゃんに影響がないかが気がかりです。

医師「羊水はまた作られるから、大丈夫ですよ。
でも、破水してから24時間以内に産まなければ感染症のリスクがあります」

そして3つの治療方法を提案されました。

提案された治療方法

  1. 促進剤(点滴)で分娩
  2. 促進剤(錠剤)で分娩→本陣痛が来な(子宮口が開かな)ければ翌日、促進剤(点滴)で分娩
  3. このまま自然に本陣痛が来る(子宮口が開く)のを待つ→陣痛が来なければ翌日、促進剤(点滴)で分娩

促進剤には点滴と錠剤の2種類あるようです。

点滴の促進剤
陣痛の痛みはすぐにやってくるが、子宮口は開きにくい

錠剤の促進剤
陣痛の痛みは徐々にやってきて、子宮口はこっちのほうが開きやすい

どちらにしても、子宮口1cmでは翌日の出産になるでしょうとのことでした。

じゃあ、子宮口が開きやすい錠剤をすぐにお願いします

このまま明日まで自然に陣痛が来るのを待っても子宮口が開く気がしなかったので、さっそく錠剤での分娩を希望しました。

医師「では、このまますぐに入院になるので、部屋に案内しますね」

朝10:00 促進剤を服用

入院する部屋は、現在いっぱいとのことで、しばらく待機室へ。
午後になったら退院する方がいるので、部屋があくまでそこで待機することになりました。

そして、10:00から薬の服用を開始。

錠剤での促進剤は、1時間に1回、飲んでいきます。
それを最多6回繰り返すそうです。

薬を飲むだけで、ろ、六時間コースってこと!?

初産婦の場合、この錠剤を6回飲んだとしても、徐々に薬の効果が薄れて行き、せっかく起こした陣痛が遠のいていってしまいやすいそうです。そのため、しばらく時間をあけた翌日に、さらに点滴の促進剤をするのが常套手段なのだとか。

医師「だから産まれるのは、きっと明日になるでしょう」

先生にも、助産師さんにも、「気長に頑張りましょう」っていうスタンスが見え隠れしています。

明日までかかるなんて、辛すぎる…

第1回目の薬を飲んでからの待機時間中に、「破水 子宮口開かない」で検索したら、3日間も苦しんだという記事に行き着き、震えました。

これは長丁場を覚悟しなければ・・・

朝11:00 促進剤を服用(2回目)

2回目の促進剤です。
このときすでにお腹の痛みは5分間隔に。でもまだ痛みは強くなくガマンできる程度です。

夫と喋りながら、次なるお薬タイムを待ちます。

昼12:00 促進剤を服用(3回目)

お薬タイムと同時に、お昼ご飯の時間に。
この日の入院食はカレー! 午前中からこの時間を楽しみにしていました。

体力つけなければいけないから、いっぱい食べておこう

カレーにご満悦。

そして食事を終えたくらいから、お腹の痛みが増してきました。

50分後・・・

おろろろろろ

一度、猛烈な痛みが襲い、気分が悪くなり、嘔吐。

せっかく食べたカレーが・・・

カレーも、薬も、全部出ていってしまったと思うほど、とにかく吐きました。
これには「まだ元気ねー」なんて言っていた助産師さんもビックリ。

だって痛みが急激に強くなってくるんだもの。

陣痛の間隔が短くなり、痛みが増す

もうこの頃には、陣痛間隔を自分で測ることもできず、夫に託しました。

昼13:00 促進剤を服用(4回目)

お腹の痛みは、4分間隔に。
それでも促進剤の服用はまだ続きます。

もう薬を飲みたくない

4回目の薬のときにはすでに根をあげたいくらいに、痛みに苦しんでいました。

吸って〜、はい、吐いて〜

痛みが強くなってくるにつれ、呼吸が乱れてきました。
夫の掛け声を頼りにとにかくゆっくり呼吸することを意識するのが精一杯。

痛みが来るとリキみたくなってしまうのですが、すでに破水していることもあって、リキむと羊水が出ていってしまいます。
だからとにかくリキまず、リラックスすることを意識。

痛みが来たら、鼻から吸って、口からロウソクの火を消すようにゆっくり出す。
これをひたすら繰り返しました。

陣痛の際は、ゆっくり呼吸することを意識するのはとても大切なようです。

陣痛のときにゆっくり呼吸する理由

  • 赤ちゃんに酸素がいきやすい
  • リラックスして、子宮口が開きやすい
  • 羊水が出にくい

昼14:00 内診するも・・・

促進剤は一旦休憩して、分娩室へ。

ここで一度、子宮口がどのくらい開いているのか確認してみることに。

医師「うーん、まだだねー。2.5cmくらいかな?」

たった、2.5cm!?

普通の自然に来る陣痛であれば、子宮口が3cm以下の場合、陣痛感覚は8〜10分のようです。
私はすでにこのとき、3分感覚まで早まってきていました。

なのに、まだ2.5cm!?!?

4時間以上経過しているのに、子宮口の開きは2.5cm。
ということは、出産までに必要な10cmになるまで、あと何時間かかるのー!?

このときにもう計算する余裕なんてなかったですが、当分産まれず、このまま痛みに耐え続けなければいけないことだけはわかりました。

ここから先は、「絶望」の二文字がずっと頭の中に・・・。

シェアする
閉じる