お風呂掃除を「洗車ブラシ」一本で完結させる裏ワザ。車のボディ用ブラシだけで掃除できて便利
NHK「あさいち」のコーナー、スゴ技Qで紹介されていた、お風呂掃除の裏ワザが気になりました。
「洗車ブラシ一本で、お風呂掃除が完結」
浴室の掃除には、お掃除のプロなら誰でも持っているという“洗車ブラシ”がおすすめだそうです。車のボディー用のブラシは、「毛先が細かく」、「毛足が長く」、「適度な弾力でしなる」ため、目地、でこぼこな床、蛇口周り、排水口と1本で浴室中の掃除ができるそうです。
お掃除のプロは、みんな「洗車ブラシ(ボディ用)」を使っている模様。
たしかにお風呂掃除って、蛇口まわりやら、排水溝やら、鏡やら、浴槽やら、換気扇やら..アチコチ掃除する部分があって、大変なんですよね。
プロが使うくらいなら良さそう
ブラシ1本でまかなえるなら、こんなに良いことはない。実践してみました。
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ホームセンターで洗車ブラシを買ってきました。
車の「ボディ用」のブラシを使います。
毛先の柔らかさがお風呂掃除にちょうどいいのだとか。
車のボディ用のブラシであれば、特に細かな指定はないようです。
※ただし、必ず、車のボディ用の洗車ブラシを新しく買ってくださいね。似ている商品で「タイヤ・ホイールなどに使う下回りブラシ」がありますが、これだと硬すぎてお風呂を傷つけてしまいます。
また、車に使っているものを、そのままお風呂に使うと、砂や砂利が混ざっていることがあり、それも浴室の傷の原因になります。
私は特に理由なく、馬毛ブラシというのがあったので、それにしてみました。(後々わかりますが、馬毛じゃない方が良かったかも)
洗車ブラシでお風呂掃除をしてみる
実際にブラシでお風呂掃除をしてみます。やり方はシンプル。
上から下。汚れの少なめなところから、多いところへ、ただブラシで洗っていくだけです。
- 壁面・鏡
- 照明
- 浴槽
- 蛇口まわり
- アチコチの角の汚れ
- サッシ汚れ・排水溝
といった具合でしょうか。
ブラシだけで、こすったり、軽く叩いたりしながら洗っていきます。
掃除中の”体がすごく楽”
最初に使ってみて思ったのが、「体がラク」です。すごく。
高いところ・低いところを洗うのが、とってもラク。
浴槽を洗うとき、屈んで下の方まで手を伸ばしたり、浴槽に入ってしゃがんで洗ったりする必要がないので腰が痛くならないです。
お風呂の照明灯を洗うのも、背伸びしたり台を持ってくる必要なしなので、腕や足もラク。ムリなく真上まで洗えます。
お風呂のスポンジだと、どうしても手の届く範囲=掃除が行き届く範囲になって、色々な姿勢で掃除する必要があったので、これはありがたい。
ザックリどこでも洗えるので「時短」に良い
ブラシの洗う面積が広く、どこでも洗えるので、おおざっぱにガシガシとお風呂中を洗えてしまいます。
洗車ブラシの大きな特長かも。
これ、「時短に良い」ですね。
特に隅の汚れや、サッシ、排水溝の汚れに、素手を近づける必要がないので、気兼ねなく掃除ができるのが嬉しい。しかもそういうところにくっついたネットリした汚れを落とすのが、洗車ブラシは上手。シャカシャカしているだけで、すみっこ汚れも大体落とせます。
排水溝から先に洗うと汚れが他の場所に伸びてしまうので、洗う順番は間違えないよう注意!!
おおざっぱに洗っていけるので、普段のお風呂掃除よりもラクチン&短い時間で進められます。
なるほど、洗車ブラシ良いかも。
おおざっぱに洗える=細かな汚れ落としは苦手
一方で、ガシガシとおおざっぱに洗えはしますが、細かな汚れ・頑固な汚れは、そこまで落ちませんでした。
こういった細かいところまでは、さすがに落ちませんでした。
大掃除など、こまかな汚れまでガッツリ落とすときではなく、普段のお風呂掃除で役立つアイテムといった感じです。
それと「水垢汚れ」も、中性洗剤ですから落ちないですね。水垢はクエン酸を使ってつけ置きするのがいいです。
関連水垢を落とすシンプルな方法。真っ白な鏡も意外とあっさりキレイに
あと、デメリットというか商品選びで間違えたかなぁと思ったのは、「馬毛」だと毛が抜けます。お風呂掃除してるのに、磨いたそばから毛が落ちて汚しているような気分になりました..。
あさイチでプロのかたが使っているブラシも、馬毛ではなく、プラスチック性の毛でした。そちらを買う方が正解かもしれません。
洗車ブラシはザックリ洗えて「日常使い」に嬉しい
完璧さを求めるなら別ですが、普段のお風呂掃除で、ザックリやれば、7、8割くらいのある程度までキレイにできるので、個人的にはスポンジよりは、洗車ブラシで洗いたいなぁ、と思いました。
照明灯など、手が届かないたまに、たまにしか洗わないところもブラシだと洗えますし、掃除の範囲が広がるのも良いですね。
ブラシが大きいので、浴室内に置くと場所を取るのが難点ですが、しばらくは脱衣所の洗面台の下のスペースにしまってみようと思います。