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執筆しました小さな家づくり〜平屋でシンプルに暮らす〜

海がみえる土地を発見!まさか、見学したその日に購入希望?

マイホーム体験談 目次はこちらのページ

沖縄に住み慣れてきた頃、そろそろマイホームを考えようと夫婦で決めました。

まずは家を建てる土地を探そう

海のみえる家を建てたいわが家が探すのは、もちろん海がみえる・・・・安い土地です。

当たり前ですがないんです。
みんな狙っているので、海がみえる安い土地なんて、なかなか出てきやしません。

関連海が見える家を建てたい!でも「土地」がなかなか見つからないワケ

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探すこと1年半…。ようやく理想とする土地に出会えた!

沖縄現地に特別なコネがあるわけもないわたしたち。

できることといえば、土地の情報サイトとにらめっこするくらい。

この土地、海が見えるよ!

価格をみては撃沈…。

海が見えて価格もちょうどいいのを発見!

現地へ足を運んでは撃沈…。

そんな撃沈を繰り返すこと、1年半。

ついに、ついに!

ふたりで納得のいく土地に出会えたのです。

さっそく現地に土地を見に行く

いつものように不動産サイトをみていたら、「海がみえる」という文字とともに、あたらしい土地の情報が掲載されていました。

値段も予算内!

すぐに不動産屋さんに連絡して、現地へ…

現地の土地の様子

実際の現地の様子

なんだここは

草(サトウキビ)ばかりでなにがなんだか

土地、というか草です。

これでは地盤がしっかりしているのか、平らなのか、まったくわからないような状況です。

敷地がどこからどこまでなのかもわからない…

立ち会ってくれた不動産屋さんのおじいちゃん(以下、Sさん)によると、測量は契約後になるとのこと。

「だいたい土地はこの辺ですねー」としか言えないとの案内でした。

なんてアバウトな!

まぁとはいえ仕方ないので、Sさんに登記上の土地の状況について教えてもらいました。

土地の形

  • 海がみえる
  • 約40坪
  • 地目は畑(変更できる)
  • 農振地(変更できる)
  • 電気・水道は通っている
  • 下水は通っていない(浄化槽が必要)
  • 光回線は通じる
  • 斜面(これが厄介だろうって話)
  • いびつな土地の形(使える面積が少ない)
  • 43条1項道路に面している

もともと畑だけあって、住宅を建てるには下記の申請が必要でした。

  • 地目変更
  • 農振解除
  • 43条1項道路の申請

関連土地の農振解除(農用地区域に含まれる農地の除外手続き)のやりかた。申請方法をご紹介します

それ以外にも家を建てるときに、心配なことが3つあります。

  • どれくらい傾斜しているかわからない
  • 土地状況がどうかわからない(草を刈ってみたらデコボコかも)
  • 地盤の状態がわからない

海の見えかたはとてもいい!

そんな心配ごとを踏まえても、わたしたちはここの土地に惹かれました。

わたしたちが食いついたのは、価格と海とのバランス

普通、海がみえる土地になった途端、値段がぽーんっと跳ね上がるのですが、ここの土地は相場よりも安め。
それでいて、海がしっかり見えたのです。

ここはかなり良さそう

これまでで、ダントツにいいね

夫婦ともにすっかり気に入りました。

ひとまず、不動産屋さんから一通り話をきいたあと、現地で解散。

わたしたちはというと、「一旦、冷静になろう」と、ちょっとコンビニへ…
ここから、コーヒーを片手に会議です。

えっ、どうする?

もうここにしちゃう?

会話が全然、冷静じゃない。

会議といえど、ほとんど意思確認に近いような状況でした。

それくらいふたりとも土地を気に入りました。

念のため、再び現地へいき、もう一度確認。

やっぱここだな

うん

そして、先ほどのSさんに電話して、購入希望を伝えました。

この時点でひとまず仮抑え。
正式な購入希望は書類を提出することで認められるようなことを言っていたので、慌てて書類をつくりました。

こうして土地の購入希望を出すことができたのでした。

このときはまだ「安いのには理由がある」ってことを知らず…。

わたしたちがこんなに早く土地購入をきめた理由

土地を見に行き、その日に購入希望を出す。

いま考えたら、ずいぶん思い切ったな、と思います。

賃貸物件じゃあるまいし

でも、慌てたには理由があって。
1番はほかの人に先を越されたくないって思いがあったからです。

実は、わたしたちが購入希望を出した土地のお隣も売りに出ていたんです。

しかもそちらの方が広く、坪単価も安い!

お隣のほうがいいじゃん!

と思っていたものの、見学するまでに購入希望が出され、「商談中」に・・・

まだ掲載されたばかりの土地なのに…くうー!

じゃあこの土地も取られてしまうかも!

お隣の土地のこともあって、すぐに決断することにしたのです。

すぐに決断できたのも、いままで1年半。
いろんな土地をみてきて、「この値段でこれだけ海が見える土地はなかなかない」とわかっていたのが大きいです。

もちろん急いで買ったことの後悔もある

慌てて購入希望を出して、後悔したこともあります。

それは、値引き交渉をしなかったことです。

わたしたちの土地は、お隣の土地よりも坪単価が1万円高かったんです。
交渉すればもしかしたら同額にできたかなって・・・。

もし値引きしていたら、40坪だから…40万近く安くなったのか!

あとあと後悔しました。

とはいえ、当初考えていた予算内で土地が手に入りました。

土地が安い理由が判明…

まぁ世の中、うまい話のウラには理由があるものでして。

わが家の土地も例外ではありませんでした。

不動産屋さんから聞いた話はウソも間違いもないですが、安いがゆえに、1点、確認しきれなかったところがあります。

それが土地の傾斜具合
現地をみたときは草(というか頑丈なサトウキビ)がボウボウすぎて、どのくらい斜面になっているのか未知数でした。

測量も「契約が決まったら売主がやってくれる」って状況…。

まーでもみた感じ、高低差1mくらいじゃない?

なんて話していたんです。

実際は3m近くありました。

予想以上に傾斜してる!

もれなく建設費があがる!

そうなんです、斜面が急だと、土地の造成に建設費用を余計に取られてしまうのです。

結局、安い土地にはそれなりの理由があるってことですね。

わが家の場合は、

  • 斜面で建設費用があがる
  • 地目変更・農振解除・43条1項道路の申請が必要(時間と手間がかかる)
  • 浄化槽が必要(さらに溜桝の工事費も必要な土地でした)
  • 田舎

このあたりの理由で土地が安かったようです。

以上、土地の紹介でした。

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