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執筆しました小さな家づくり〜平屋でシンプルに暮らす〜

住宅費用の捻出先いろいろ。どこから用意する?

住宅費用

家を買う人は2000万も3000万も、いったいどこから用意するんだろう

住宅を購入する前、そう思うことありませんか?

今回は初歩的なところで、住宅購入費用の捻出先について大まかにまとめてみます。会社などではなく個人が買う場合を想定しています。

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住宅費用の捻出先いろいろ

住宅費用の捻出先は、まとめると大きく3つあります。

住宅ローン

まずこれが一般的ですよね。

銀行などと契約し住宅購入費用分のお金を借ります。
そして35年など長期に渡って、利子をつけて月払いでお金を返していきます。

住宅は生活に不可欠なもの。
なので住宅ローンは日本のローンのなかでも優しい部類と言われています

ローン審査をおこない、本人の返済能力に応じて貸付金額が決まります。

住宅ローンにも、いろいろと種類があります。借り手が必ずひとりになるわけではなく、ふたりで借りれる住宅ローンも存在します。

  • 個人ローン
    一般的にはこれ。家を買う本人が住宅ローンを組みます。
  • 夫婦ペアローン
    夫婦共同名義でローンを組みます。ひとりよりも借入れ額が増えるかわりに、返済義務がふたりに生じます。
  • 親子ローン
    親子共同名義でローンを組みます。リレー型とペアローン、2種類あります。

特に理由がなければ個人ローンで住宅費用を借りるのが流れですが、夫婦共働きで住宅費用を出し合いたかったり、親と2世帯住宅を検討している場合はペアローンを検討することもあるかもしれません。

返済能力をあげると債務者も増える
ふたりで借りると返済能力が上がるので、当然、ひとりで借りるよりも多い額が借りられます。しかしみんなで借りれば良いというものでもありません。債務もふたりにかかるので、例えばふたりとも保証が必要になり、団信保険に2つ入る必要が出てくるなどがあり得ます。

銀行の金利や大まかな返済額など、とりあえずシミュレーションしてみたい人はこちら。

※ちょっと営業営業したページに飛びますが、そこから「80金融機関から比較・申し込みする」のボタンを押すと、ちゃんと無料でシミュレーションできるようになってます。ちなみに一括仮審査は本当に便利です。

自己資金

自己資金で購入する人もいます。すごい。

さすがに住宅全部、自己資金で払う人は少ないですが、頭金といって住宅購入費用の一部を自己資金にするのは一般的です。

例:住宅費用3000万円

  • 自己資金・・・400万円
  • 住宅ローン・・・2600万円

ローン額が減れば、利息も減りますからね

自己資金が多い方が、ないよりもローン審査で優位になります。
またローンのプランによっては、住宅購入費用の10%以上を自己資金で払うなど自己資金比率を条件にしているものもあります。

貯金を頑張っていると住宅購入時にトクをするわけです。

返済プランを相談したいかたは

もし住宅ローンについてプロに相談したいというかたは、ファイナンシャルプランナーに無料相談できる「保険チャンネル」が便利です。

将来のライフプランをもとに、購入可能な住宅の金額の算出、準備すべき頭金や返済計画をアドバイスしてくれますよ。

保険チャンネルをみる

贈与

贈与とはお金を出してもらうってことです。

よくあるのは親や祖父母から、住宅購入費用の一部を支援してもらうことです

例:住宅費用3000万円

  • 自己資金・・・400万円
  • 親からの贈与・・・500万円
  • 住宅ローン・・・2100万円

贈与には贈与税がかかります。
(原則、年間110万円までは非課税で、それ以上は課税。税率も高い。)

ただし住宅購入の場合、親など直系親族からの贈与には非課税枠が適用されるケースもあり、これを活用するわけです。(非課税を適用するには確定申告必須です。)

増税予定がある2019〜20年は非課税枠も多めだったりします

細かな非課税条件、申告手順などがあり、一概に非課税枠を使えるとは限りません

少しでも間違えると、高い贈与税を取られるハプニングが発生しますので、詳しくは税務署や資料で必ずご確認ください。

増税前後は、「すまい給付金」も確認

費用捻出とは少し違いますが、税への対策として一定の収入以下の人がもらえる給付金です。

増税分の費用負担を軽減できます。

いろいろとありますが、まず大事なのは身の丈にあった価格の家を買うことです

住宅は大きな買いものです。
ムリやムチャ、行き当たりばったりは禁物。

購入にあたってはライフプランを作成し、どれくらいの費用をお家にあてるかも検討しましょう。

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