「小さな家に暮らしたい」っていうけれど…家づくりをしていると、どんどん家が広くなる不思議
家づくりを本格的に考えるようになったとき、夫婦でどんなお家にしようか色々話し合ってきました。
ふたりとも共通していたのは、この2点。
- 家にお金をかけすぎない
- 小さな家でいい
ただ不思議なもので…
家づくりをしていくうちに、「もう少し広いほうがいいのでは?」とどんどん理想の家が広くなっていきました。
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将来への心配が家を広くさせる
わが家が購入した土地は、40坪以下。
形が使いやすい四角形ではないので、実際に家を建てられるサイズは限られています。
最初は10坪くらいの2階建てを考えいましたが、平屋にも憧れがあり、建築士さんに平屋で間取りを考えてもらいました。
そして出てきたのは、17坪の平屋。
関連建築士さんからのプラン提案。17坪平屋の間取りはどんなものに?
もちろん建築新さんがつくったものなので、
なんてステキな間取り
と、間取りをみたときは感激したけれど、ふと、冷静になると思うんです。
将来子どもがふたり欲しいと思っているに、狭くないかな
大丈夫かな…
夫はというと、
狭くなったら考えればいいよ
なんてのんきな(笑)
小さい家に前向きです。
わたしも掃除を考えると、小さい家には大賛成なのですが・・・。
どこかで「将来、狭くなって後悔するのでは」という心配がよぎってしまいます。
すると、「やっぱり2階建てがいいのでは?」、「平屋でももっと広くできないかな」と、どんどん家を大きくしたくなるんですよね。
家族の最大サイズに合わせて家を建てると高額になる
当たり前ですが、家は広くなればなるほど、材料費がかかり、高額になります。
「将来、子どもが大きくなったときのために」と広い家にすれば、それだけお金もかかります。
それでもやっぱり多くのかたが家族の最大サイズに合わせて、広い家を建てている印象です。
わたしも将来が心配になるので、広くしたくなる気持ちはすごいわかります。
ただ、最大サイズで建ててしまうと、老後、空っぽの部屋ばかりになるのも事実…それはさみしいので、できれば避けたい…。
こんな調子で、堂々巡りしてました。
最初に掲げていた、「安く家を建てたい」「小さな家で良い」がブレにブレていますね。
あえて狭い家を選ぶ
このままではラチがあかないと、「あえて選んだせまい家」を読み直してみました。
そして、勇気づけられました。
この本は夫婦や家族で小さな家に暮らしているかたを特集していて、わたしのお気に入りの1冊です
本を読み直していくうちに、「そうそう、わたしは狭い家でも工夫してやりくりしていきたいんだった」ということに気づかせてもらいました。
将来的に小さくて後悔するのではと不安になり、大きな家を建てるのではなく、小さな家で家族で協力してやりくりする。
そうすることで経済的な負担も減らせますし、掃除にかかる時間も手間も減らせ、家族との時間を増やせる。
そんな暮らしに憧れていたのを思い出しました。
「大きく建てたほうがいいのかな」とまた悩みや不安が出てきたら、あえて選んだせまい家を読んで、自分がどんな暮らしにしたいのか定期的に見直したいです。
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小さなマイホーム、建てました
2020年に待望の小さな家を手に入れた私たち。
約5年にわたって土地探しから設計、施工と準備し、実際に経験を積みあげながら得た「小さな家づくりノウハウ」を、読みやすくnoteにまとめました。
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小さめのお家づくりにご関心のあるかた、情報収集中のかた、よろしければご覧ください。