【筍のアク抜き】圧力鍋と生米で、たけのこの”エグみ”が抜けるか試してみた
私の実家は千葉県の田舎。
野山にかこまれた、まさに「里」といった場所にあります。
実家は兼業農家なので、仕送りで野菜やお米を送ってもらいます。春先の仕送りには(野生のイノシシとの競争に勝てば)「筍(たけのこ)」が。
実家からたけのこが送られてくると、暖かい沖縄に住んでいても、「春だなぁ」と季節を感じます。
さてそのタケノコ。千葉から沖縄に送られるまでに時間を置くため、アク抜きをしないとエグみがすごいです。
今回は、圧力鍋・生米を使ったタケノコの「アク抜きの方法」があるとのことで、それについてご紹介します。
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圧力鍋・生米一つかみで、タケノコのアク抜き
アク抜きは米ぬか・鷹の爪でやるのが一般的
たけのこのアク抜きを検索してみると、
これが一般的なようです。
しかし、家に米ぬかも鷹の爪もない状態。
他の方法はないものか調べてみると、「圧力鍋で時短できる」情報と、「米ぬかがない場合は、生米を一掴み入れると良い」情報がありました。
お、これなら家にあるな
「圧力鍋+生米一掴み」のアク抜きを試してみます。
01たけのこの皮をむく
まず、たけのことの皮をむきます。
茶色かったたけのこは、あっという間に白い肌に。
02根を切り落とす
固い根っこは切り落とします。
レシピによっては食べられるそうです。わが家はとってしまいます。
03圧力鍋に入れる
今回は、たけのこ2本でいきます。
生米一掴みもここで投入します。
お米はとがないで入れます。
04高圧で火にかけ、そのまま1時間放置
圧力鍋の高圧で火にかけます。
圧が十分にかかったら、火を弱め、そのまま30分。
30分後、火を止めて、蓋(フタ)はあけずに、1時間放置します。
これでアクが抜けるようです。
05そのまま忘れて、2時間後
火を止めたらちょっと安心してしまい、そのまま2時間経過してしまいました。
圧力鍋の蓋(フタ)を開けてみると..。
こんな感じです。
たけのこに、炊けたごはんが乗っかっていますね。
たけのこだけを取り出し、水で軽く洗います。
お皿に乗せて、アク抜き完了です。
本当にアク抜きできたのか?
さて、本当にアク抜きができたのでしょうか?
端っこを切って食べてみました。
うん..、うん。ちょっとエグみが残ったかな..
食べられはしますね。
ちょっと残りはしたものの、エグみは抜けました。
アク抜きしたたけのこは、和え物に
アク抜きしたたけのこは、せっかくなので、和え物にしてみました。
貴重な旬のたけのこ。
ちょっとくらいエグみがあっても、ついつい食べてしまいますね。
まぁ少しエグみはあるけれど、これくらいなら
なんて言ってパクパク。
1本の半分くらい食べてしまいました。
エグ味が取りきれなかったら、しばらく水にさらす
「圧力鍋+生米一掴み」は、ある程度エグみが残りますが、アクは抜けます。
生米一掴みだと、米のヌカが足りないのかなぁ、といった具合でした。一掴みよりも、もう少し多いといい気もします。
それと、よくよく調べると、米のとぎ汁を使う方法があるんですね。
ごはんを炊く時に流さず使うほうが効率的なので、こちらの方が良いかもかもしれません。
ちなみに、エグみが取り切れなかったたけのこも、なんと水にしばらくつけておけば、少しずつエグ味はなくなっていくそうです。
エグ味が取り切れなかった際は、水にさらすのも試してみてくださいね。