お金の使い方を変えたらお金が貯まった
結婚したすぐの頃。
独身時代から環境が変わり、貯金が必要だと思う一方で、お金がなかなか貯まらないジレンマを抱えていました。
これから色々、お金もかかるし、貯金したい
なのに貯まるどころか減っている!
どうしよう、これじゃあお金がなくなってしまう
危機感もあり、お金について真剣に話し合ったり、学んだりしました。
そしてお金の使い方を変えるように実践したところ、貯金の風向きが変わりだし…なんとか貯まるようになってきました。
どういったところを変えたらお金が貯まるようになったか、いくつかご紹介します。
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食べたいものは食べる
貯金のためにはまず食費の節約!
最初はそう思って気合いを入れて頑張っていました。
しかし貯まらない。それが節約の落とし穴だったことに気がつくまでに、時間は多くかかりませんでした。
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100円、200円のために三大欲求を我慢するような節約は効果が薄いどころか、リバウンドでかえって浪費する危険があるのです。
よっぽど高級品でない限り、食べたいものは食べるようにしています。
収入と出費を把握する
自分たちの収支がわからないのにお金が増えるわけがありませんよね。
私たちは夫婦共通の家計簿を マネーフォワード ME で管理するようにしました。
ここに銀行口座やクレジットカードも登録して、自動家計簿にしています。
- 入力作業は9割がた自動化
- 月々の出費・収入の内訳も明快
- いつでもどこでも家計状況がチェックできる
- 口座の残額も明確
支払いはなるべくキャッシュレスにしています。
家計簿入力や管理の手間がないので、ムリがなく、続けやすいです
毎月、収支状況をみて、簡単に話し合いをしています
お金の流れが把握できると、半年・年単位の節約の話ができるようになります。
長期的な節約は効果が高いです。家計簿でお金の流れを把握すると、数十万円単位の節約計画が立てられました。
消耗品にお金をかけない
- トレンドを追った服装
- 流行りの家具家電
- 思いつきで買った雑貨類
などなど。
これらで本当に機能してるものって意外と少ない…。
だから消耗品にはお金をかけないようにしました。
また値段相応のものは経年劣化も速く、まとまった額の出費サイクルを作ってしまいます。そういう無駄を見つけてカットすると、お金が出て行く頻度が減りました。
耐久性にはお金をかける
長く使えるモノにはお金をかけても大丈夫にしました。
ここで大切なのは「費用対効果」を知ること。
・・・年間あたり5000円
8万円で30年耐久する棚
・・・年間あたり2670円
上の例では安物買いを続けることで2倍近く、棚にお金をかけてしまうことがわかります。
耐久する・長く使えるものには思い切ってお金をかける。その方が長い目でみてお金が貯まる選択になるのでそうしました。
時短にはお金をかける
「自分の時間」を作り出してくれるものへもお金をかけて大丈夫としました。
ここでも同じ、費用対効果で考えます。
いつもキレイな床で快適さが増した。
掃除機がけを3日に1回15分やるとして、年間30時間。自分の時給が1000円だとしても年間3万円の時短効果です。2年使うだけで元がとれたことになります。
そのあとは使った分だけ、自分の時間をプラスに働かせられるわけです。
できた時間を勉強や、生産活動、自由時間に使います
時短上手はお金を貯めやすい体質へとつながります
※部屋が狭かったり、段差があるのでルンバは持っていませんが、わかりやすいので例に使いました。
わが家は以前より、移動時間の短縮にお金を払うようになりました
仕事に関する本を買う
仕事は自分の収入をあげてくれるものですから、一定の割合、きちんとお金をかけるようになりました。
(無駄にかけすぎるのはかえってコスパ悪いので、わが家ではビジネス書の積読は非推奨)
- スキルアップ
- マネタイズの知識・知見
- ビジネス書
お金に関する使い方で考えると、基本的には自分を雇っていると考え、稼げる人財に成長させるために必要な本を買う感覚です。
必要ならば研修やセミナー、学習サービスなどにもお金を払うようになりました。
所得の一部を投資に回す
こちらは自分への投資ではなく、実際の「投資」です。
投資ってなんだか難しそう
そう思ってやらないのは機会損失。
「お金を活かして、お金を増やす」これがもっとも純粋にできるのが投資です。
積み立て形式で元本額を大きくしていくこともできます。コツコツやらない手はありません。
現物株の取引よりは投資信託。
リスクの小さな範囲で始めて、お金の勉強をしながら長期的に投資しています
わたしのような初心者は セゾン投信 のようにリスクが低く、月額で投資金額を積立していくものから始めるのがおすすめです
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お金を貯めることと投資の関係について簡単に理解したいかたは、『金持ちの床屋さん』の一読をおすすめします。
初心者向けに書かれています。
ストーリー仕立てで読みやすく書かれていました。
節約を頑張ってた頃よりも、お金が貯まる今の方がラク
以上、お金の使い方を変えた部分をまとめます。
- 食べたいものは食べる
- 収入と出費を把握する
- 消耗品にお金をかけない
- 耐久性にはお金をかける
- 時短にはお金をかける
- 仕事に関する本を買う
- 所得の一部を投資に回す
驚くことに体感的には節約を頑張っていたころよりもラクチンなのです。
家計簿作業は自動化し、固定費の節約やコスパに目を向け、長期的にプラスとなるよう投資にお金を回しているので、日々の我慢や苦労がほとんどありません。
無理がないので節約も継続できます。常に見直しができるので、自分たちの収支に合わせて貯金額の割合を調整もできます。
もちろん私たちは大金持ちではないので、小さく貯めています
月によっては赤字もあります。でも年単位でみたらプラス
やっぱりお金は収支を見ながら、長い目でみて調整していくのが大事ですね。
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