昔とちがう、いまの節約のやり方
昔は節約といったら生活費だけに注目すれば十分でした。
ひと昔前はお金の流れもシンプル。
生活サービスも種類が少なく、公共サービスなんかは選択肢がだいたい1つでしたし、基本的に食費、衣類、生活用品、光熱費など、なるべく生活費の贅沢をしないというのが節約のセオリーとなっていました。
しかし、いまは違います。
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家族や仕事がさまざまな時代、節約には「テーマ」が必要
家族にまつわる環境が複雑、多様になっている現代。
- 働く形態は人それぞれ
- 夫婦共働きも少なくない
- 所得は格差が開いてバラバラ
- 時間や生産性も豊かさのバロメーター
- サービスが複雑多様
- 家計簿は電子管理できる
そのため、お金を浮かせるために、食費を減らしたり、電気のコンセントをマメに抜くだけが節約のセオリーではなくなってきています。
現代的な節約のアレコレ
たとえば現代的な節約の方法といえばこういったもの。
- 電気・ガスは契約する会社を見直す
- 通信費を抑えるためにSIMを変える
- 副業を始める
- 確定拠出年金で節税しつつ将来に備える
- 保険の見直し
- 家計簿アプリを使いこなして時間を節約
- 苦手な家事は家電や外部サービスで時間捻出
- 買取サービス・フリマアプリを使いモノを循環
契約しているサービスを見直して自動的に大幅な節約をおこなったり、自分を制約する時間を別の資源でおぎなって自由時間を捻出したり。
節税や副業など、一見すると「それ節約?」と思えることまで、いろいろなことが節約につながります。
ただただ目の前のお金を使わないのは節約の一側面でしかありません。
いろいろあって迷うので「テーマ」を掲げる
常に迷ってしまいやすいのも現代の節約事情。
選択肢がいろいろあると節約もなにをしていいか迷ってしまいます。
「アッチのやり方のほうがいいかも・・、こうすればよかったかな・・・」など、迷うと疲れて節約も億劫になり、つづきません。
今の時代はやることを絞り込めるのが大事。
そのため、節約にはテーマが必要なのです。
テーマの例
- なるべく時間を削らずに節約したい
- なにかを買うお金を節約で捻出したい
- 老後の資金をつみたてて増やしたい
- 節約しながらスキルやつながりを生み出したい
などなど。
目の前の節約を頑張るよりも「節約の仕組み」を考えることを頑張る
また今の節約は電気をこまめに消すなど、目の前の10円をただ頑張って節約するだけでは、コスパがあまりよくありません。
そもそもの自分の家のお金の流れを知り、節約できる仕組みを考えることを頑張る方が大きな節約ができます。
たとえば時間を削らずに節約したいなら
たとえば時間を削らずに節約したいなら、自動的な節約となりやすい「固定費」を狙って節約すればいいわけです。
- 格安SIMにして携帯代を月6000円から月1980円に
- ガス会社を変更してガス代を月4500円から3500円に
- ひとまわり狭い部屋に引っ越して家賃を1万円安く
- 映画を観るために契約した動画アプリをやめて月980円節約
こういった月々の固定費を減らすと、毎日、手を動かすことなく節約になります。
しかも12ヶ月分。
上の例なら年間で合計19万2000円の節約となります。
そのほかにも、使うお金を減らすのが苦手な人は副業をつくりだして、収入をあげてみるのもよい作戦です。
また老後の不安で貯金をしたい場合は、確定拠出年金を始めるのも良いでしょう。
個人的におすすめなのは、NiiSA口座を開設して セゾン投信 をはじめることです。
- セゾン投信が節約に魅力的なワケ
- セゾン投信は月5000円と小さな額からできる投資信託です。始めるのも難しくなく、積み立て貯金代わりにできます。
貯金とちがい、投資信託なのでお金を運用してくれます。運用益により、預金利息よりも額が増えやすいと言われています。もちろん減るリスクもあるので、余力でやるようにしましょう。
節約テーマをかかげよう
わが家の場合は「のんびり ラクに」がテーマ。
なので自動的に節約できる方法を開拓することにエネルギーを割いています。
上にあげたような固定費を中心とした節約は、そのテーマのもとに編み出しました。
最近は子育てが多忙化しはじめ、「お金も大事だけど、ゆったりした時間もそれ以上に大事だ!」と思い始めたので、時間の捻出にも、自動的な節約が効いてくれてかなり役に立っています。
これ、とても大事です。
ぜひ試してみてくださいね!