DIYの魔法「ブライワックス」塗るだけで木目がアンティークのように
DIYにハマり、初心者ながら自宅の家具をいろいろと自作しているわが家。
今までに作った家具は4つあります
家具以外だと、ウッドデッキなんかも作りました
DIYは自分好みに楽しく作れるのが魅力的!
作った家具たちは愛着もありますし、友人たちからも、なかなかオシャレと評判です。
でもそのオシャレには秘密があります。
『BRIWAX(ブライワックス)』です。
なんと塗るだけでアンティークのような美しい木目になってしまうワックス。
しかも蜜蝋をつかった自然素材でできており、木にも優しい良いワックスです。
伸びもいいから塗りやすいし、私たちのようなDIY初心者でも、家具をオシャレにDIYできてしまうのは、この『BRIWAX(ブライワックス)』による恩恵が大きいです。
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英国王室でも使われる自然素材のワックス
ブライワックスは、無垢の木の保護やツヤ出しをするワックスです。
蜜蝋(ミツバチの巣の蝋成分)をつかった自然素材のワックスで、ヨーロッパでは150年以上前から愛されており、英国王室も御用達とは、ブライワックスが紹介されるときによく聞くキャッチコピー。
正確には蜜蝋と、カルナウバ蝋(カルナウバヤシからとれる植物性の蝋)を主成分としています。カルナウバ蝋はリップスティックなどの原料になったりするものです。
蜜蝋をつかったワックスなので自然素材
ワックスを塗っても木が呼吸できるってやつですかね
塗るだけでアンティークのような風合い
ブライワックスの人気の理由はなんといっても、塗るだけで、風合いのある木目になること。
これまで私たちがブライワックスを塗ってDIYした家具はこんな感じ・・・。
おもに白っぽい色合いの木材をつかっていますが、ブライワックスを塗ったので、どれもとっていい感じの色合いに!
わかりやすく、ビフォーアフター写真を
これはレンジラックをDIYしたときのビフォーアフター。
こんな真っ白な感じの木が、素敵なアンティーク調の色合いになりました!
すごくいい感じ!
磨けばツヤが出て、さらにいい風合いに!
長くつかえそう〜!
これがブライワックスの魅力です。
ただの塗料とはぜんぜん違う、使い込んだようなしっかりとした木目の雰囲気になるので、本当に素晴らしいです。
伸びがよくDIY初心者でもあつかえる
ブライワックスは伸びの良いワックスで、塗りやすいです。
ウエス(ワックスを塗るのに使うボロ布)につけてスーッと拭けば、塗れてしまいます。
不器用なわたしでもカンタンにワックスが塗れます
ワックスを塗ったあと、乾くのも早いです。
10〜15分くらいあれば乾きますよ
そのあと、ゴシゴシとブラシなどでこすって、ワックスを定着させつつ、ツヤを出させたら、もうOK!
ワックス塗りは色も変わるし楽しい!
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カラーリングも豊富
ブライワックスは色の種類も多いですし、塗る木によっても色合いが変わってきます。
色見本を紹介しているサイトがありました。
関連ブライワックスの色見本|GALLUP/ギャラップ(外部サイト)
わが家が愛用しているのはラスティックパインです
ブライワックスは色によって値段が違うのですが、ラスティックパインはなかでも安い方。手に入れやすいです。
一般的に人気なのは、ウォルナットとか濃いめのカラーのようです
私たちは明るめで自然な色合いが好きなので、ラスティックパイン、気に入ってます
あと、ステイン系の塗料(染み込む塗料)を先に塗ってから、その上にブライワックスを塗ると、とても風合いがでるそうです。
まだ試したことはありませんがやってみたい
木をしっかりと保護してくれる
もともと無垢の木の保護が目的のワックスですから、木を蝋でコーティングして、しっかりと保護してくれます。
DIYした木のテーブルなどは、つかっているうちに輪染み(コップを置いたら水滴でできちゃうようなシミ)や、削れ、油汚れなどで、だんだんと古く傷んだ感じになります。
でもブライワックスをつかっていれば、サンドペーパーで表面の汚れた層を削りとり、塗りなおせば、またツヤのある良い状態にすることができます。
メンテナンスで、マメに塗りなおすと良いらしい
DIYした大事な家具も、長持ちさせられます
ブライワックスの注意点
可燃性!自然発火に注意
ブライワックスは自然素材で、可燃性です。
使い終わったウエス(拭いた布)などを、そのまま捨ててしまい、それが高温にさらされると自然発火する可能性があり、危険です。
- ワックスがついた布は、水で濡らして捨てる
- ワックスがついた布を、密集させない
ブライワックスをつかったウエスを炎天下に積み重ねておくと、火事になる危険があります。
またブライワックスに限らず自然素材のワックスは、発熱して燃える危険があると覚えておきましょう。
夏場はとくに気をつけなきゃ
せっかくDIYした家具も台なし!
色移りに注意!
ブライワックスは色移りがあるので、注意しましょう。
- 手につくと落ちにくいので手袋などをつけて塗ると○
- 磨きをしっかりしないと色移りしやすいくなるので注意!
- 床や壁に色移りするとなかなか取れないので注意!
これは経験則なのですが、たぶん初心者の人は、まったく色移りしなくなるまで磨きあげるのはムリだと思います。
ブラシ+布で、かなりしっかり磨いても、色がつきます
誰かうまい磨きあげかたがあるなら教えて〜!
色移りの対処方法
ふだん、色移りしないようにする方法はシンプルにこの2つ。
- 設置面に紙などの仕切りを入れる
ワックスで木を保護する観点からいうと、こちらの方がいい - 壁・床に設置する面は、塗らない
わが家は賃貸で色移り絶対NGなので、この方式を採用してます
模様替えなど、DIYした家具を移動させる場合は、色移りのことを忘れないように
わが家は前の賃貸の退去時にやらかして、クロス代を支払うハメになりました..
購入して2年半、まだ1個目をつかってます
とりあえずわが家は家具4つと、そのほか、ちょっとした小物を作りましたが、まだ1個目でもってます。
次に大きめの棚とか作ったら、買い足しになりそうです
月に2つも3つも作るかたはともかく、初心者DIYで年に1つ、2つ作っている場合は、割と長持ちです。
ブライワックスって、ホームセンターの塗料とかより高いのですが、それでも1個あたりの値段は2500〜3500円。
これで家具が素敵になるなら余裕で買える値段感
蜜蝋のワックスを塗ると、木も長持ちになります。
定期的なメンテナンスで塗り直しをしながら、 DIYした家具を10年、20年と長く使うこともできます。
メンテをすると家具といっしょに暮らしているような感覚になります
そういうインテリアの付き合いかたもいいですよね
ブライワックスはネットでもお店でも買えますが、ホームセンターだと置いてないところが多いのが難点。ネット購入が手っ取り早いです。
素晴らしいアイテムなので、DIYで木製家具をつくろうと思ったら、ブライワックスはぜひ調べてみてください。