わが家は「海外旅行」の代わりに「引っ越し」をしていると思う
引っ越しって日常の「風景」が変わります。
キッチンで、料理をするリズムが変わる。
今まで感じていた家具の距離感が変わる。
夜、寝る前の部屋の匂いが変わる。
なんの変哲もない普通の賃貸ルームだとしても、「自分の暮らし」という視点から見れば、引っ越しってドラマチックなものです。
そんなわけで、引っ越しの話。
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海外旅行がわりに引っ越ししている?
結婚して、かねてからの希望だった沖縄へ東京から引っ越し、沖縄に住んでからも2回目の引っ越しを済ませました。
最初は南部の沖縄の新興住宅地へ。
マリンタウンのある暮らしやすいところでした。
次は中部へ。
車で行ける離島が4つあり、休日のお出かけがプチ旅行気分になれました。
でもこのときは海が見えたり、近かったりする家じゃなくてもいいかと、部屋をサイズダウン(家賃もサイズダウン)。
内陸に1LDKの賃貸を借りて住んでいました。
そして、また海を感じたくなり笑
現在は、北部の町へ。
割とアクセスもしやすい市街の公園にはビーチがあり、西向きのビーチなので、夕日がとっても素晴らしい。
子どもが生まれたので、部屋は3DKと部屋数を増やし、広さも10平米ほど広くなりました。
新築の部屋から、築30年超えの部屋になったので、最近は、ちょっとレトロな照明を買ったりして私は楽しんでいます。(妻は虫とたたかっています。)
私たちは幸いにして、仕事の内容が場所の制約を受けないものです。
「わが家って”海外旅行”がわりに引っ越ししているよね」
なんて冗談で妻と話しました。
収入の安定しない自営業者で、節約のためひさしく海外旅行にもいけていない。
そんな自分たちにとって、その会話はただの強がりなんですが、沖縄の土地柄もあってか、それでもたしかに引っ越しをするとなると、旅をする前のようにウキウキ・ドキドキとするものです。
冒険にでるような、新しい何かと出会えるような。
不思議と、前向きな高揚感をもちます。
引っ越しを旅とたとえてみるのも良いかもしれない
引っ越しはもちろん、自分たちの仕事や生活の都合でするものです。
前後の準備は大変ですし、引っ越し先を探して決めるのも時間と手間がかかります。
しかし寝泊まりする場所をうごく意味では、なんだか旅にでるみたい。
引っ越しにかける時間も手間も「旅行の準備だ」と思うと、いつのまにかワクワクしながら手が動いています。
海外旅行、なんていうと大げさかもしれませんが、新しい土地に住んで、新しい暮らしをする自分をちょっと「旅」にたとえてみると、次の暮らしが前向きに素敵なものになっていくんじゃないかなと、そう思いました。